この記事を読む方におすすめの記事
今!気になるレビュー
大腸がん、痴呆、糖尿病…ビタミンB6が効く!
【健康に効く食べ物・薬】
ビタミンB6が注目を集め始めている。
「ビタミンB6は、今まではアミノ酸合成に関る補酵素として知られていたものの、少し地味な存在でした。ところがそのB6に、大腸がん予防や痴(ち)呆(ほう)症の予防、糖尿病や動脈硬化改善にも効果があるという研究結果が次々に発表され、注目を集めています」と広島大学大学院・生物圏科学研究科の加藤範久教授は言う。今回はその“効能”について。(2004.07.13掲載)
(1)大腸がんに効く
ビタミンB6が大腸がん予防に効果があることは、加藤教授が実験的に確かめた。「乳がんなどにも効果が認められていますが、特に大腸がんに顕著な効果がありました。マウスの実験で分かったことは、ビタミンB6には(1)がん細胞の増殖を抑える(2)がん細胞からの血管新生を阻害する(3)炎症反応を抑えて、がん細胞の新生を予防する。などの効能があることが認められました」(加藤教授)
また疫学調査でも、ビタミンB6摂取と大腸がん予防の大きな相関関係が認められているという。
(2)脳疾患に効く
「これはわれわれの実験ではありませんが、疫学調査の結果、ビタミンB6を多く取っている人は、アルツハイマー病の発症率が少ないということが認められています」
(加藤教授)
ビタミンB6は、神経伝達物質の合成や、神経細胞の保護に関与する性質があるので、その意味で脳疾患に効果的と考えられているという。
(3)糖尿病に効く
「糖尿病で怖いのは合併症を併発することですが、それは血液中の糖がタンパク質と結合することで起こりやすくなります。B6にはその結合を抑制する働きがあると考えられています」(加藤教授)
血糖値が高めで、合併症などが気になる人は、積極的にとりたい栄養素なのだ。
(4)動脈硬化に効く
「ビタミンB6には、活性酸素の発生を抑制するだけでなく、できた活性酸素を消去する働きがあると考えられています。また、動脈硬化の危険因子とされるホモシステインの合成抑制に働く効果もあります」(加藤教授)
動脈硬化を予防することは、同時に脳神経や糖尿病の合併症にもよい。さらに、アルコールを多く飲む人や、アレルギー症状、女性の生理痛などにもB6が効果的という研究も。ビタミンB6をしっかりとることが、多くの生活習慣病の予防につながると期待できそうだ。
●ビタミンB6が多く含まれる食品(100グラム中、単位はミリグラム)
(1)ニンニク(1.50)
(2)ヒマワリの種(1.18)
(3)ミナミマグロの赤身(1.08)
(4)鶏ささみ肉(1.06)
(5)小麦胚芽(1.00)
(6)青海苔(0.94)
(7)カツオ(0.76)
(8)ゴマ(0.60)
(9)大豆(0.53)
(10)サバ(0.51)
(10)サンマ(同)
(12)玄米(0.45)
(13)バナナ(0.38)
(14)豚もも肉(0.31)
(15)納豆(0.24)
(16)カリフラワー(0.23)
(17)白米(0.12)
関連記事
トラックバック
今日から「夕刊フジBLOG」なるものが始まったようで、いきなりそこからトラックバックしております。ちゃんとトラックバックできるのかな?「夕刊フジBLOG」から飛...
トラックバック時間: 2004年07月22日 20:27
これは驚きました。 有名な夕刊紙『夕刊フジ』のブログバージョンが出ました。 夕刊フジBLOG movable typeの最新版によって作られており...
トラックバック時間: 2004年07月22日 21:19
実はうちの母がすごい健康オタク。これは○○に効くのよ〓とか言われると値段なんて気にせず即購入。そんなわけで私の自宅には結構健康食品だの、サプリだのがあふれていま...
トラックバック時間: 2004年07月26日 16:06

