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心筋梗塞、脳卒中、食道がん予防に効く「カボチャ」
【健康に効く食べ物・薬】
糖尿病など生活習慣病の予防につながる野菜にタマネギやカボチャがある。輸入品もあって、今やどちらも1年中食べられるが、旬は今ごろ。料理の仕方も豊富で、いろんな食べ方ができる。野菜も旬のものほど栄養価も高く、味もおいしい。夏野菜をたくさん食べて、糖尿病や高血圧を克服したいものだ。(2004.08.04掲載)
●野菜の王・タマネギ
タマネギは栄養価が高いだけでなく、糖尿病や動脈硬化、高血圧などのいわゆる生活習慣病を防ぐ効果があるといわれ「野菜の王様」といわれるほど。生野菜としてサラダに使われたり、肉じゃが、カレーライスなどにはなくてはならない野菜で、食べ方もバラエティーに富んでいる。タマネギに特徴的なのは、ほかの野菜にはあまり含まれていない硫化アリルやポリフェノール類がが含まれること。特に硫化アリルは独特の臭いがあり、血糖値を下げたり、血液をサラサラにして動脈硬化を防ぐ働きがあるといわれる。
女子栄養大学医療栄養学研究室の本田佳子教授によると、この硫化アリルには、ビタミンB1の吸収を高めたり、消化液の分泌をよくして食欲を増進させ、魚や肉の臭いも和らげる働きがあるという。辛みを和らげるため水にさらすと、硫化アリルが水に溶け出すので、水さらしは数分程度にとどめた方がよく、また肉料理などいろんな料理に香味野菜として少量ずつ「生」で食べるといいと話している。
●ケーキにカボチャ
日本カボチャと西洋カボチャがある。栄養成分をみると、かなり大きな違いがあり、黄色成分のもととなるカロテンは、100グラム中、日本カボチャは730マイクログラムなのに、西洋カボチャはほぼ6倍の4000マイクログラムも含まれるなどいずれも西洋カボチャの方が上回っている(別表参照)。栄養成分も違うが、利用のされ方も微妙に違い、日本カボチャは主に煮物に使われ、西洋カボチャはポタージュやケーキに使われる。
栄養成分で特徴的なのは、特に豊富に含まれているカロテン。これには抗酸化作用があり、動脈硬化を防ぎ、心筋梗塞や脳卒中の予防のほか、食道がんなどのがんを防ぐ効果もあるといわれる。またビタミンEは細胞の老化を防ぎ、肌荒れ防止にもつながり、美容にもいいという。本田教授は「カボチャはエネルギーも他の野菜に比べて多く、1日の適量は100グラム程度で、肥満の人はカボチャを食べるときは、その分主食を減らす工夫も必要」と話している。
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●硫化アリル
イオウ化合物のひとつで、刺激臭が特徴で、タマネギだけでなく、ニンニク、ラッキョウにも含まれている。加熱すると糖度の高い物質に変化するため甘くなる。高血圧防止のほか、疲労回復や食欲増進などの働きもある。
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トラックバック時間: 2005年10月24日 01:09


