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ヤセすぎは「がんリスク」-ヤセ男の発症率上昇
【[病気]】
これまで万病のもとだと白眼視されてきた「肥満」。しかし、がんに関しては、ある程度、太っていたほうが発症率が低いとの報告が今、注目されている。(2004.09.06掲載)
●ヤセすぎ男性、がんにご注意
日本人の男性は、ヤセているのが原因でがんになるリスクが高い。8月半ば、厚生労働省の研究班が国際的な医学専門誌に発表した。「今回の調査で、日本人男性の場合、太りすぎよりは、むしろヤセすぎでがんになる人が多いことがわかった」と、同研究班の国立がんセンターがん予防・検診研究センター予防研究部の井上真奈美室長。
●がん発生率が29%高
同研究班は10年間、岩手から沖縄まで全国の40-69歳の男女約9万人を対象に追跡調査した。うちがんになったのは約5000人。この集団について、体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割って算出する肥満度(BMI)と、がん発生率の関係について調べた。「男性では肥満度21-30未満のグループでがんのリスクが低く、肥満度がそれより大きくても小さくてもリスクが増えるU字型のカーブになった。日本では特にヤセすぎによるがんリスクが問題だとわかりました」(井上室長)
男性のがんの発生率は肥満度21-30未満(例えば身長170センチで体重61-86キロ)の範囲では、ほとんど変わらない。が、19-21未満のヤセているグループでは14%、19未満の非常にヤセているグループでは29%、それぞれがんリスクが上昇。逆に非常に太っている30以上の場合も22%高い。
●がんでヤセるのではない
「調査を始めて数年でがんになった人を除いても同じ結果で、がんが原因でヤセたのではなくヤセすぎのためにがんリスクが上がったと考えられる」と、井上室長。ただし、なぜヤセすぎだとがんになりやすいかは今後の研究課題。女性ではヤセも肥満もがん発生率と無関係で、原因は不明。
●約20%はヤセグループ
「各国の中高年者のうち非常に太っている肥満度30以上の人は欧州で15-20%、米国で約30%だが、日本では2-3%と少ない。日本はヤセている人が多い」(井上室長)
ちなみに中高年男性のうち約20%は、肥満度21未満のヤセているグループに属すとのことだ。
●肥満度21-25が適性か
ヤセすぎでがんにならないための適正な体重は? 「肥満は糖尿病や高血圧、動脈硬化などの病気の原因の1つなので、がんリスクだけから適正な肥満度は決められない。ただ、肥満度に神経質になりすぎるとストレスがたまり逆効果です」と、井上室長はいう。日本肥満・学会では、肥満度18.5-25未満を「普通の体重」としている。今回の調査・研究によるがんリスクを加味すると、21-25程度が妥当か。
●賢く適正体重を維持する法
適正な体重維には体重計で1週間に1回程度、体重を測り、肥満度をチェック。さらに国立がんセンターの『がんを防ぐための12カ条』のうち、「バランスのとれた栄養を」「食べものから適量のビタミンと繊維質のものをとる」などを実践する。また、ヤセすぎは、食わず嫌いをやめ、消化がよくて栄養価の高い食品を食べよう。
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トラックバック時間: 2004年09月15日 14:37
今日は、病院でもさしたることがなかったので、またまた新聞記事で、「ガン」についての面白い記事が、四国新聞に「日本の方々の意識調査について」と題した記事があったの...
トラックバック時間: 2004年09月17日 23:27
