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深夜タクシーを“半額”で利用するマル秘裏ワザ
【サラリーマンとおカネ】
飲みすぎて終電を乗り過ごした経験は、サラリーマンなら誰にでもある。そんな時は高いタクシー代を考えて、近くのカプセルホテルに泊まる人も多いはずだ。だが少し頭を使えば、深夜タクシーを半額以下で利用する裏技があるんだって-。(2004.09.25掲載)
「実はオレも、前の部署のT部長から教わったんだけどねぇ。もちろん、きちんと交渉した末の方法だよ」
そう話すのは、ITメーカー勤務の洋治クン(38)。T部長の勤務先は千葉県柏市内で、自宅は横浜市磯子区。深夜タクシーを利用すれば正規料金なら約3万円が相場。だが同じ区間で、今まで深夜タクシーを利用して1万円以上払ったことがないと豪語するツワモノらしい。
「T部長の教えは、まず自分から手をあげてタクシーを止めないこと。次に駅前のタクシーではなく、流しているのを狙うこと」(洋治クン)
具体的ケースに基づいて説明したい。
川崎市に住む洋治クンも、先日、都内の職場での勤務後、同僚と飲んだ後、中央線からJR山手線に乗り換え、ウトウトして気がつくと五反田駅だった。すでに川崎までの終電も終わっていた。彼は五反田駅から、川崎方面へ向かう道路を、酔い覚ましに歩き出したらしい。
「理由は、都内までお客を乗せてきて、今度は戻ろうとする横浜や川崎ナンバーのタクシーが必ずいるから。彼らも空車で帰るよりは、お客を乗せて戻りたいわけ。だから歩道をトボトボ歩いている会社員がいたら、向こうから寄ってくるよ」
業界的には許されていないらしいが、その時は10分も歩くと、川崎ナンバーのタクシーが寄ってきた。運転手は、どこまで帰るのかと彼にたずねてきた。
「このとき、一度断るのがコツなんだ。『川崎方面だけど、そんなにタクシー代持ってないから、もう少し歩いてから乗ります』ってね。そしたら運転手は必ず、『いくら持ってるの?』ってきいてくる。そこで初めて料金交渉になるってわけよ」
小鼻を少しふくらませ、ワケ知り顔の洋治クンは、一息ついた。なんだかマル秘テクニックを出し惜しみしてるみたいだった。
「そこで初めて、財布の中身を見るふりをして、わざと小銭まで数える演技なんかもして、『飲みすぎちゃたから、2500円ぐらいしかないんだ。これでどこまで行けます?』なんて反対に質問したりするんだよ」
運転手の話だと、川崎市内の彼の自宅までは、深夜の正規料金は6000円が相場らしかった。
「それを聞いて、もう1回自分から断ったんだ。『やっぱり、もう少し歩いてからタクシー探すからいいよ』って。するとタクシーの運転手も根負けして、『その料金で乗っけてってあげるよ』って」
彼は運転手の言う通り、タクシーに乗り込むと、後部座席に横になり、到着するまで約30分間熟睡。運転手は2500円でいったんメーターを止めて、迎車ランプにして、彼のマンションに到着した。
「運転手だって空車で帰るよりは多少収入になるし、僕も半額以下の料金でタクシーで帰れて助かる。お互い収入減時代の、ギブ・アンド・テークな関係なのさ」(洋治クン)
ちなみに洋治クン、この手段で5回連続、都内各所から自宅まで深夜タクシー半額利用に成功しているらしい。でも飲みすぎないで、終電までに帰れば、もっと節約できるんだけどね。
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トラックバック時間: 2004年10月05日 03:21
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