この記事を読む方におすすめの記事
今!気になるレビュー
フィッシング詐欺の「その後」
【裏インターネット事件簿】
本家のサイトにそっくりのページを作り、そこでクレジットカード番号や住所などを入力させ、大切な個人情報をだまし取る「フィッシング詐欺」。これらのだましサイトは今年に入って急激に増加したが、そうして盗まれた個人情報がどう悪用されているのかは意外に知られていない。そこで、「フィッシング詐欺のその後」について調べてみた。(2004.11.30掲載)

2年ほど前、あるだましサイトを運営して個人情報を詐取していたY氏は「そのころはまだフィッシング詐欺という言葉はありませんでしたが、私はある大手のサービスサイトをマネていました。事前に会員情報確認ページを用意し、メールで誘ったユーザーに住所や氏名、会員IDやパスワードなどを入力させます。入力されたデータは自動的に蓄積されるようにしていました」と話す。彼はそのサイト以外にも、クレジットカード番号や、さらに細かい個人情報を詐取するサイトを運営していたという。
では、こうして不正に奪われた個人情報はどうなるのか。
「手に入れた情報はニーズに応じて、それぞれの買い手に売ります。買い手が求める書式に整理して売っていました。たとえば、クレジットカード番号は変造カードを作る時に使われますので、住所と氏名のセットで売ります。サービスサイトなどの会員情報はID、パスワード、住所・氏名のセット販売です。会員情報はサービスによっては高く売れますね。ネットオークションの会員IDを数万円で買う人もいますよ。利用目的はあえて聞きませんが、販売詐欺に使われているようです」(Y氏)
また、年収や家族構成、買い物実績など、業者の必要な情報だけをピックアップして“切り分け販売”することもあったという。「この方法で私は1年間に600万円以上稼ぎました」(同)
オレオレ詐欺や架空請求詐欺と同様に、フィッシング詐欺も裏で高額な金が動いているようだ。これに引っかからないためには、「メールの差出人」や「ジャンプ先のサイトアドレス」をよく確認することだ。相手からの申し出で個人情報を入力させるようなシーンに遭遇したら、十分注意するべきだろう。
関連記事
トラックバック
なんだかインターネットではフィッシング詐欺というのが流行っているらしい。 オレオレ詐欺見たいな物なんでしょうか? 名前は知ってたけど詳しく知らないので調べて...
トラックバック時間: 2004年12月08日 07:40
特定商取引法の記事を先日書きましたが、世間ではオラオラ詐欺がまだ 横行していますが、ネットではフィッシング詐欺が広まっているようです。 まぁ昔からID入れてくだ...
トラックバック時間: 2004年12月08日 13:08
巷で流行っているフィッシング詐欺だが、これは中々巧妙でIT素人どころかある程度の知識を持っている人でも簡単に騙されそうだ。 <フィッシング詐欺の「その後」>...
トラックバック時間: 2004年12月09日 02:29
ショッピングサイトやネット銀行などを利用している方も多いと思いますが、アメリカで急激に被害者が増加して、最近は日本でもフィッシング詐欺の報告が多いようです。 ...
トラックバック時間: 2004年12月19日 08:42
今日、初めてフィッシング詐欺メールが来ちゃいました。 ↓こんな感じ。 よく考えま...
トラックバック時間: 2005年04月02日 23:19
今回はアダルトサイトと直接関係ありませんが、気になったのでメモ代わりに書いておきます。フィッシング詐欺が日々進化しています。今までのフィッシング詐欺の手口は「詐...
トラックバック時間: 2005年06月05日 13:23
資料写真: フィッシング・ノット事典 →この商品をAmazonでチェック ネット利用の悪質な詐欺が横行しているなか、また新たなフィッシングサイト...
トラックバック時間: 2005年11月09日 14:49
