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風と一体になれる「ミニ コンバーチブル」
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【1ポイントCAR講座】
BMWの手により復活を果たし、日本でも人気モデルとなった「ミニ」にコンバーチブルが追加された。最近はオープンながら金属製の屋根を備え、閉じたときには静粛性・耐候性に優れるモデルがトレンド。しかし、このモデルは、あえて幌製の屋根を備える。(2005.02.08掲載)
理由は実に様々だ。デザイン上の問題もあれば、収納スペースの関係もある。特にミニのような小型で4座のクルマでは、金属製屋根を納めるなら後席を潰さなければならない。その点、幌ならば小さく折り畳め、4座を活かす設計が可能だ。
また金属製の屋根を採用すると、フロント・ウインドーの上端が乗員の頭上へかなり回り込むデメリットがある。このため多くの金属製屋根を備えたクルマでは、屋根を開けても目線の少し上にウインドーの上端が来て開放感に欠けるのだ。
幌製のミニは、屋根を開けると実に開放感に溢れている。もともとフロント・ウインドーの角度が立っているデザインとも相まって、頭上には広大な空が広がる。
もちろんその分風の巻き込みは大きい。時速80キロも出せば、風に頭が洗われる感じだ。でも、これでいいのだと僕は思う。確かに、最近は自動車が高性能・高速化して、オープンカーでも風の巻き込みを抑え快適性を考慮するようになった。
しかし、オープンカーはもともと風や光と戯れるためにあるともいえ、そうした意味では矛盾を感じるのも事実だ。
そして、ミニのコンバーチブルはそうではない。実用域から積極的に風と戯れることになる。風の巻き込みがイヤならば速度を落とす他ないが、それが本来のコンバーチブルだ。
ちなみに屋根の開閉方法はボタンひとつでOK。面倒な操作ナシで、いつでも存分に風と一体になれる。
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全長/3650mm
全幅/1690mm
全高/1415mm
車両重量/1270~1340kg
総排気量/1598cc
最高出力/116~170ps
最大トルク/15.2~22.4kgm
価格/282.4~339.1万円
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(自動車ジャーナリスト 河口まなぶ)
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