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温泉専門誌編集スタッフが勧める「大人の宿ベスト5」
【食とレジャー情報】
天高く色彩豊かなこの季節、たまには夫婦でちょっと贅沢な旅をしてみたい。そこで、温泉専門誌の編集スタッフが選んだとっておきの宿ベスト5をご紹介する。露天風呂つきの部屋に、全室離れの宿、奥さんにうれしいエステサービス…。大人の宿へようこそ。(2005.10.20掲載)
【箱根吟遊(神奈川)】
江戸時代から、箱根七湯として親しまれている宮ノ下温泉。中でも、昭和26年創業の箱根吟遊は、温泉、客室、景色と、どれを取っても一級品だ。
全20室。ともに6畳以上の広々としたオープンテラスを備え、一角には露天風呂がわき、箱根外輪山を望みながらの湯浴みが楽しめる。「テラスは渓谷に迫り出すよう設計していますから、箱根の自然に丸ごと包まれる気分ですよ」と担当者。
外輪山は紅葉に燃え、えもいわれぬ美しさ。その彩りに眼下を流れる早川のせせらぎは吟遊詩人の奏でにも聞こえてくる。
「早朝の露天風呂から眺める日の出は格別です」(同)
テラスにイスを並べ、紅葉を愛でながら杯を傾ける。極上のひと時だ。エステも宿の自慢の一つ。温泉との相乗効果でお肌もツルツルになると好評。フェイシャル、全身、ひざ下など、8コースは奥さん孝行にも。
■箱根吟遊
神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下100-1/電話0460・2・3355/料金3万円~
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【秘湯の宿 龍洞/別邸 りゅう花(群馬)】
時間を贅沢に使いたいと望む向きが少なくない。
奥利根温泉郷の「龍洞」と川を挟んで向かい合う別邸「りゅう花」は、まさに時間の流れが違うスローライフを地でいく宿だ。できる限り気ままに過ごしていただけるようにと、従業員と顔を合わせるのが、チェックインと食事、そしてチェックアウトの3度のみ。団体客や子連れ客はお断りというから静かなることこの上ない。
合わせて27もの風呂があり、いずれも24時間利用できる。
「人気は『天女』と呼ばれる露天風呂ですね。川から2メートルのところに沸き立つ温泉で、夜は川のせせらぎをBGMに満点の星空を仰げば、そこはまさに別天地。心ゆくまで解放感を味わえますよ」(広報担当者)
ほかに、4メートルの岩をくり貫いて造った浴槽、洞窟に見立てた浴槽、陶製の浴槽とそれぞれ趣向が凝らされている。
「いつ、どのお風呂に入っていただいてもいいですし、お酒をお持ちいただいてもかまいません。思い思いの時間を過ごしていただきたいですね」(同)
■秘湯の宿 龍洞
群馬県利根郡みなかみ町藤原6192/電話0278・75・2086/料金2万3250円~
■別邸 りゅう花
同町藤原6160-1/電話0278・75・2626/料金3万4800円~
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【はなれ宿 善積(静岡)】
瀟洒かつ個性的な別荘が点在する伊豆高原は大室山。ひと際目を引くのが数寄屋風の宿「善積」である。なんと全6室すべてが平屋造りの離れ客室。
「結婚記念日など特別な日に、邪魔されず水入らずの時間が過ごせると好評をいただいております」とオーナー。
中央に6畳が敷かれた大正ロマン風、質素な造りの庵風など趣はさまざま。全室に内湯、庭には信楽、檜、御影石と、さまざまな露天風呂があり、湯船につかりながら相模湾と沖に浮かぶ伊豆大島を一望できる。
料理は、アワビ、伊勢エビなど伊豆の海の幸を生かした京懐石。「もちろん、お部屋で取っていただくようにしています。プライベートを一番に考え、連絡がない限り、お部屋を訪ねることはありません」。
ほとんどの宿泊客が客室から出ないのだという。お忍びで訪れる芸能人も多いのだとか。
■はなれ宿 善積
静岡県伊東市伊豆高原南大室台4ノ24/電話0557・55・3131/料金3万9270円~
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【大牧温泉観光旅館(富山)】
人里離れた一軒宿の風情はやはり何ものにも代えがたい。小牧ダム湖ほとりの山の斜面に建つ大牧温泉に行くには陸路はなく、ダム湖を周遊する遊覧船を利用する以外にない。まさに秘境の宿のたたずまい。
その歴史は古く、かつては湯治場としてにぎわっていた。ところが、昭和5年のダム完成で村が水没。宿一軒だけが残されたという曰くをもつ。湯は湖底から汲み上げられ、男女別の内湯と露天風呂を満たしている。
「これからは、女湯の露天風呂から山峡を彩る紅葉が一望できます。男湯は自然の岩盤を利用した岩風呂で、周りを取り囲む原生林の紅葉を間近でお楽しみいただけます」と支配人。
世界遺産にも登録されている五箇山の合掌造り集落までは遊覧船を下りて40分、帰途に立ち寄ってみるのもいいだろう。
■大牧温泉観光旅館
富山県南砺市利賀村大牧44/電話0763・82・0363/料金2万1150円~
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【古久屋(長野馬)】
石畳道が縦横に走る渋温泉街のこの老舗宿には、かの小林一茶もたびたび投宿したという。
6つの異なる源泉から、大浴場、檜風呂、大露天風呂「一茶の湯」、貸切露天風呂など9湯14槽に豊富な湯が注がれる。さらに、専用露天風呂付きの部屋が10室あり、浴槽の趣向も檜、岩、樽など部屋ごとに異なる。
料理は信州牛のしゃぶしゃぶやたたき、岩魚の塩焼きといった信州の特産品ほか、今の時期は松茸の茶碗蒸しが、個室に間仕切りされた食事処でゆっくりと。「記念日宿泊プラン」では、結婚記念日や誕生日などに申し込んでおくと、名前と日付を入れたオリジナルラベルのワインがプレゼントされる。
「レトロ調の街並みがノスタルジックな情緒を醸し出す温泉街で、一茶の心境に追随してみてはいかがでしょう」と館主の小根澤さん。文人に触れて、心の贅沢を満喫したい。
■古久屋
長野県下高井郡山ノ内町渋温泉/電話0269・33・2511/料金2万1150円~
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※宿泊料金は2人1室1泊の大人1人あたりの場合(季節によって変動あり)
取材・インパクト
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人ってプロセスが好きですよね。って突然の出だしで申し訳ありません。 たとえば、「プロジェクトX」。 あれって、栄光の結果に至る前の悲惨なプロセス物語じゃない...
トラックバック時間: 2005年11月05日 15:33
