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定年退職者も「ロボット作り」でぼけ知らず
【「大定年時代」を生きる】
団塊の世代の定年が2007年から始まるのを前に、退職者向けのさまざまなサービスが登場している。だが、いまの60代はまだまだ若い。キーワードも「年寄り臭くないこと」だ。輝きを失ってしまうのは惜しい。
JAPAN ROBOTECH社長の河野孝治さんも団塊の世代だが、まだまだ意気軒高。「ロボット作りは面白い。同世代の人たちにも、ぜひ取り組んでもらいたい」とセカンドライフの楽しみのひとつとしてロボット作りを提唱する。
教育用ロボットの製作キットは以前から売られているが、誰でも取り組むことができて安定供給される安価なものはなかった。河野さんはこれを実現するために同社を設立。そして完成したのが「ROBO DESIGNER」
(9975円)=同中=だ。(2005.11.10掲載)
ロボットの中でも“基本型”と言われる「自動車型」のロボット。機能を発展させることも可能だ。
「国内外の大学や高専、小中学校で教材として採用してもらいました。自社でも子供向けにロボット塾を開催しています。多くのロボットコンテストでROBO DESIGNERが上位を占めています」と河野さんは胸を張る。
同製品は、同社サイト(「http://www.japan-robotech.com/」)やロボット専門店などで一般向けに販売されていて、誰でも購入できる。
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「私と同世代の方に購入していただき、ロボット作りに取り組んでもらいたい。ロボットは手先も使う、頭も使う。ぼけている暇はない。孫と一緒に取り組むのもいいですね。なにより、作っていて楽しいんですよ」
メカはビスとナットで組み立てる。基本キット=同下=を作るだけでも十分楽しめるが、模型の部品を流用したり、アクリルやアルミを使ってもいい。きっと工夫のしがいがあるはずだ。
ロボットの制御プログラムは、パソコンでタイルを並べて作る。パソコンが使える人なら誰でも取り組めるだろう。小学生でも自在に作れるから大丈夫だ。
「1人で取り組むことが不安な人もいるでしょう。そのため、各地で教室が開催されています。ぜひ、参加してほしいですね」と河野さんは言う。教室の開催情報は随時、同社のサイトに掲載される。
ぼけ防止どころか、最先端の技術にも取り組めるのがロボット製作の魅力だ。セカンドライフを充実させる手段のひとつとして覚えておいてほしい。
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