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痛みは激烈な片頭痛―偏頭痛の悩み
【サラリーマンを襲う病気】
病気にかかるのはつらいことだが、中にはあまり同情されない、されにくい病気もある。「片頭痛」はその代表格。
発作が出ているときの痛みは半端ではなく、救急車のお世話になることもあるほどだ。ところが発作さえ収まれば、まるで何事もなかったかのよう。その結果、周囲からは「なんて都合のいい…」と、白い目で見られることになるのだ。(2006.07.10紙面掲載)
「片頭痛の痛みが激烈で、決して大げさなものではないというのは事実です」と語るのは神経内科が専門の亀井徹正・茅ヶ崎徳洲会総合病院院長。まずは片頭痛と痛みのメカニズムを解説してもらおう。
「片頭痛の痛みの原因は諸説あるが、最近支持されているのは『 三叉(さんさ)神経・血管説』。人の脳には、脳そのものに起きた異変に伴う痛みを感じる機能はないが、脳の血管の壁に分布する三叉神経は痛みを感じる。血管の壁で炎症がおき、それによって血管が広がったり 窄(すぼ)まったりすると三叉神経が刺激されて痛みを感じる―という説です」
現在ではこの説に脳内神経伝達物質である「セロトニン」が関係して、痛みを起こしていると見るのが一般的だという。片頭痛の発作が起きている人の脳ではセロトニンの量が低下していることがわかっており、近年はセロトニン作動薬という薬を使うことで発作を鎮める治療法が普及。加えて、β遮断薬、三環系抗うつ薬、抗てんかん薬などを使うことで発作の予防も可能になっている。
ならばすぐに病院に行って薬をもらえばいいのだが、そこにこの病気の患者にとっての関門が待ち受けている。
片頭痛のような脳神経の疾患を診るのは神経内科だが、「頭の病気は脳神経外科」と思い込んでいる人が多く、それで効果的な治療が受けられない人が少なくないのだ。
「脳神経外科は本来、脳腫瘍(しゅよう)の手術のような外科的治療を行うところで、片頭痛のような疾患は専門外。そのため症状が似ている緊張型頭痛との判別を誤って、あまり効果のない薬を使い続けるケースもあるようです」
片頭痛は形状的には異常がなく、その疾患自体が痛みを起こす「1次的頭痛」に分類される。脳出血のように“出血”という現象によって痛みが起きる「2次的頭痛」とは根本的にメカニズムが異なるのだ。
したがって診断方法は、より重篤な2次的頭痛を除外することからスタートする。CTやMRIで脳血管に異常がないことを確認できれば、あとは神経内科の領域だ。亀井院長によれば、神経内科があればそこを受診し、そうでない場合は一般内科を受診するのがベターだという。
発症するのは20歳代がピークで、その後次第に発作は起きにくくなっていくという特徴がある。また、頭の左右どちらかだけが痛むものと思っている人が多いが、必ずしもそうではない。
「必ず片方だけが痛むというのは片頭痛患者全体の四分の一。ちなみに心臓の鼓動と同じリズムで痛む“拍動性の痛み”を必ず起こすという人も三分の一に過ぎません」
片頭痛ならではの特徴には表のようなものがあるが、このうち“ 閃光(せんこう)”という前兆は、脳の後頭葉という「ものを見る」機能を支配する部分の働きが落ちることによるもので、一種の幻覚。なれた人には、この前兆があると発作に備えて安静にする人もいるほどだ。
「発作中は歩くだけで痛みが増し、また明るいとつらいので暗い部屋で布団をかぶってじっとしているしか手がなくなります。以前に検査を受けて、それが片頭痛であることがわかっていれば、発作が収まってから受診すべきです。それでも不安な時は、市販の鎮痛剤である程度痛みを抑えてから受診するといい」
ごくまれなタイプを除いて、片頭痛で命を落とすことはない。まずは検査を受けて、片頭痛と診断されたら安心するくらいの気持ちで、薬による発作予防に努めるべきなのだ。
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●片頭痛の特徴
・頭痛発作を繰り返す
・発作の最中に吐き気を催す
・発作中に少しでも動くと痛みが増す
・発作中に部屋を明るくすると痛みが増す
・発作が収まると嘘のように元気になる
・発作の10―20分前に前兆として“閃光”を感じる
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【家族歴や食事との関連】
片頭痛は遺伝的な発症要因が指摘されており、家族に片頭痛を持っている人がいると、発症割合が高まることがわかっている。
また、食べ物との因果関係も指摘されており、チーズ、赤ワイン、チョコレートなどは、その添加物が作用して発作を起こす人がいる。他にもアルコールやグルタミン酸がリスクになる人もいるので、要注意だ。
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体調を崩している方が多いようです。書く言う私も、頭が痛い(;^_^Aもともと頭痛もちなんですが、今回は強烈ですわ。。 頭痛持ちの人って結構多くて、悩んで...
トラックバック時間: 2006年11月03日 01:04
