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男の料理、レシピとコツを大公開!
【食とレジャー情報】
モテ男になりたかったら、チューボーですよ、お父さん! テレビ番組で、かっこよく料理の腕をふるう男性タレントが次々と現れる中、ちまたの男性向け料理教室の人気がうなぎのぼり。この夏、覚えたい男のレシピと男料理のコツをご紹介する。(2006.07.11紙面掲載)
■1年で変身できる
「男性の料理といえば、以前は、そば打ちなど、こだわったものが主流でした。近頃は、テレビ番組などの影響で、さりげなく料理のできる男性が、カッコイイといった雰囲気になっています」
こう話すのは、財団法人ベターホーム協会(東京都渋谷区)広報課の下田容子さん。同協会は東京・渋谷をはじめ、大阪梅田や札幌、福岡など、全国18カ所で男性向けの教理教室を実施。年々、受講生は増え続け、昨年は5676人に。
「台所に立ったことがなかった方でも、受講されて1年後、ご夫婦で料理を分担されるようになっています。受講される方を見ると、食べることが好きな方が多い。美味しいお店の味を覚えておられて、ご家庭で再現して奥さまにビックリされたという方もいます」(下田さん)
■夏の定番に挑戦
ベターホーム協会の渋谷教室で開かれた男性向け講習にオジャマしてみた。時間になると会社帰りでスーツ姿の男性が次々と入ってきた。すぐに、エプロンとバンダナ姿にチェンジ。22人の受講生は、若手の独身から60代まで幅広い。
この日は、天ぷら、もりそば、キュウリとしらすの酢のもの-という夏らしい3品。講師の説明を真剣な表情で聞き、その後、3~4人のグループに分かれて実習開始。野菜を切る手つきがおぼつかない人もいれば、キュウリの薄切りが見事な人も。ムダ話をする人はいない。黙々と取り組むこと2時間。ツボを心得た指導で、天ぷらの揚げ具合はバッチリ。どのグループも、おいしそうに仕上がった。
■家族の完食が励み
受講4回目になるという60代の3人グループは早かった。
「気分転換になって楽しい」「私の作った茶碗蒸しは、家族のお気に入りなんです」と、それぞれが満足そうな笑顔。
共働きで3人の子供のお弁当を作っているという50歳の会社員は、「料理のバリエーションを広げるために通っています。子供たちが、たくさん作った肉じゃがを全部食べてくれたときは、とてもうれしかった」。
また、「職場の同僚が通っていたので」と、きっかけを話す50代前半の会社員は、「食べるのが好きなので、自分で作りたかった。子供のころから工作が好きで、料理には相通じるものがある。こだわって完成したときの達成感がいい。まずは、家庭料理を作れるようになりたい」という。
さらに、46歳の会社員は、「料理ができることがカッコイイと思った。でも、すごく難しくてたいへん。妻はカッコイイ。早く私もそうなりたい」。
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■芸能界でもデキる男は引っ張りだこ
いまテレビでは、料理上手の男性タレントが引っ張りだこだ。「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)の名物コーナー、ビストロSMAPは、SMAPのメンバーが2つのチームに分かれて、ゲストの無理難題に挑戦。その苦心のメニューを再現したレシピ本(扶桑社)が7冊目を数える人気に。
94年から続くロングラン料理番組「チューボーですよ!」(TBS系)でオーナーシェフとして腕をふるう堺正章もおなじみ。
お笑いコンビ、キャイ~ンの天野ひろゆきは、毎週火曜日の「はなまるマーケット」(TBS系)で、ギャグを織り交ぜながら、器用に奥さん向けの創作料理を披露している。
若い頃、すし屋で修業した経験もあるという松平健「は、「バニラ気分!」(フジテレビ系)の「まつけんレシピ」コーナーで、酒の肴やおかずになる一品を手早く調理してゲストを喜ばせている。
キム兄(にぃ)こと、木村祐一は、吉本のお笑い仲間から料理の腕でも一目置かれ、松本人志から「キムをヨメにしたい」と言われたほどだが、辺見えみりと結婚した。
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■テレビ番組で料理の腕を披露するタレントのセインカミュさん(35)の話
男性が料理をするのは、いいことだと思います。西洋ではもともと家事は夫婦の共同作業ですし、パートナーシップを深めるのに役立ちます。たとえば、妻が野菜を刻んでいる隣でボクがフライパンを振る。互いにできることをさりげなく行い、夫婦の距離を縮めているのです。「邪魔よ!」なんていわれたら元も子もないから、一般の奥さんにも、男性の料理を受け入れてもらいたいな。
ボク自身が料理をするようになったのは、一人暮らしを始めてからです。自己流だったので、野菜の刻み方は結婚した後に、妻から教えてもらいました。最初は、みじん切りもたいへん。でも、失敗は成功の元でしょ。練習あるのみです。
得意料理は、野菜をたっぷり入れた「チキンスープ」。母からの直伝の味で、今は味に改良を加えてわが家の味にしています。男性が取り組む料理としては、スープがおススメです。作り置きしやすく、入れる具材を変えれば、カレースープやにゅうめんなどへのアレンジも簡単ですから。
家族から「おいしい!」といってもらうのは、最高のご褒美ですよね。ぜひ、恥ずかしがらずに料理に取り組んでみてください。レッツ トライ!
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■男性におススメの夏向き料理はコレ!(提供・ベターホーム協会)
<なすの肉あんかけ>
材料2人分
豚肩ロース肉(薄切り)160グラム
A(酒小さじ1 しょうゆ小さじ1)なす4個 しょうが1かけ(10グラム) 万能ねぎ4~5本 サラダ油大さじ3杯と1/2
B(水カップ1/3 しょうゆ大さじ1 みりん大さじ1 砂糖小さじ1 かたくり粉大さじ1/2)
(1)豚肉は4~5センチの長さにきり、トレーなどに平らに広げ、Aをふって下味をつける。
(2)野菜は洗ってから切って下ごしらえをする。なすは、縦半分に切り、皮に斜めの切りこみを細かく入れる。しょうがは千切り、万能ねぎは小口切り。
(3)Bの材料を合わせる。
(4)フライパンに油大さじ3を熱し、なすを皮を下にして、弱めの中火で約3分焼く。裏返し、弱火にして約3分焼き、皿に取り出す。
(5)続けて、油大さじを足して、しょうがを加え、肉を広げながら入れる。強火で火が通るまで炒める(約2分)。その中に、Bをひと混ぜして加え、とろみがついたらなすの上にかけ、万能ねぎを乗せて出来上がり。
<野菜の即席甘酢漬け>
材料2人分
きゅうり1/2本 にんじん50グラム だいこん100グラム 赤とうがらし1本 C(砂糖大さじ1 酢大さじ2 塩小さじ1/2 ごま油小さじ1)
(1)野菜を洗い材料を切る。きゅうりは、4センチの長さに切り、8つ割りにする。にんじんやだいこんは、4センチの長さで約8センチ角の拍子木切りに。赤とうがらしは、種を取り小口切りにする。
(2)深さのある器にとうがらしとCを合わせる。野菜を入れて混ぜ、ラップなしで、電子レンジで約2分加熱する。さっと混ぜて、そのまま汁に漬けておき、食べるときにお皿に盛って完成!
