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「剛腕維新」―小沢一郎氏の夕刊フジ連載コラムが単行本化
「剛腕維新」小沢一郎著(角川学芸出版・1680円)
総裁選に浮かれる自民党を横目に、虎視眈々と政権奪取を狙う小沢一郎民主党代表。その小沢氏が6年にわたって夕刊フジで連載した警世ののコラムが、ついに単行本として7日に発売。
北朝鮮のミサイル発射、BSE問題、村上ファンド事件、ライブドア事件、耐震強度偽装問題、拉致問題、靖国参拝…。いま、日本が直面するさまざまな問題に大ナタを振り下ろす歯切れのよい提言が満載。精神的荒廃がきわまりつつあるいまこそ、「小沢維新」に注目してください。
◇
■小沢氏コメント
このたび、「剛腕維新」を出版することとなった。
これは夕刊フジの連載「剛腕コラム」で平成15年1月以降に掲載したものから抜粋し、加筆修正するとともに、新たに一部を書き下ろしたものだ。政治や経済、外交、教育、事件など、その時々のタイムリーな話題を取り上げ、それに関連して、僕の理念や信条を述べる形をとっている。
北朝鮮ミサイル発射事件や村上ファンド事件をはじめ、ライブドア事件、耐震強度偽装事件、BSE問題、在日米軍再編問題、靖国参拝、社会保険庁不正、郵政民営化、イラク戦争、中国・反日暴力デモ、領土問題、道路公団改革、年金改正、武士道、ニート対策、W杯サッカーなど、本当に多くのテーマを取り上げてきた。
この中で見えてくるのは、日本が経済的豊かさを得た半面、すさまじいばかりのモラルの崩壊にあえいでいる現実だ。
自民党を中心とする「政官業癒着」の権力構造を元凶とする、役所や企業絡みの犯罪や不正に加え、一般国民による信じられない凶悪事件も続発している。自らの欲望を満たすために簡単に人を殺し、平然と他人に暴力を振るう鬼畜たち。秋田の連続児童殺害事件や岩手の母娘殺人事件…。毎朝、新聞を開くのが嫌になるほどだ。
これらのすべてに共通しているのは、恐ろしいまでの利己主義であり、刹那主義であり、金銭至上主義といえる。
一部の不心得者だけでなく、政治家や官僚、企業エリートといった指導層にまで、「自分さえよければいい」「その場だけ楽しければいい」「儲かればいい」といった感覚が広がっている。日本人の精神的荒廃はもはや、限界を超しつつある。
このままでは、日本に未来はない。政治・行政機構から経済構造、教育・文化、社会保障、税制、安全保障など、あらゆる面で従来の仕組みを改革して、もたれ合いの無責任社会から、自己責任の原則に基づく自立社会に転換していかなければならない。
約130年前、わが国は数十人の志ある若者を中心に明治維新を成し遂げた。ヨーロッパが段階的に進めた市民革命と民主主義革命を一度に行い、日本を封建制から近代国家に変身させた。いまこそ、明治維新に匹敵するような革命的転換を成し遂げなければならない。
新著「剛腕維新」をお読みいただければ、日本がいま極めて重要な歴史的大転換期にあり、僕の訴える改革が不可避であることをご理解いただけるはずだ。
■小沢一郎ウェブサイト(http://ozawa-ichiro.jp/index.php)
■角川学芸出版
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