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「新ニッポンの外車生活」山崎憲治著
バブル崩壊後の苦しい時代を乗り越え、ようやく先行きに光を感じはじめた会社の経営者が、ショールームで輝く最新のマセラティを眺めて、自分がリストラした社員たちの顔を思いだす…。
1980―90年代に急速に増え始めた外車にまつわる短編小説集として人気を博した「ニッポンの外車生活」(全2巻)などの続編。
夕刊フジで自動車記事を連載中の著者が、失われた10年を経て再び百花 繚乱(りようらん)の様相を示している日本の外車事情を織り込んで、2000年代の外車生活を綴った。
前半は過去の作品の抜粋で、後半の新作と読み比べると、クルマだけでなく登場する店やブランド名などからも流行や時代の空気がどう変わったのか、その変化が感じられる。(ネコ・パブリッシング・1500円)

