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目指せ!デジタルちょい本格(プロ)―デジタルビデオカメラ編(1)―

pc20061127_01.jpg ちょっとしたテクニックを身につけることでデジタルのちょい本格(プロ)に変身しよう!という本連載。好評だったデジカメ編に続いて、今週から「デジタルビデオカメラ編」をお送りする。家庭用ビデオカメラも、いまやハイビジョン時代に突入した。誰でも気軽に、高画質の映像を撮影できる。つまり、それだけリアルな映像が撮れるわけだが、それゆえにこれまでの撮り方ではダメなケースが出てきた。この連載では、ハイビジョン時代にふさわしいビデオの撮り方や活用方法をご紹介していく。

pc20061127_02.jpg ビデオカメラで何を撮るか、と聞かれたときに、お子さんやお孫さんのかわいい姿を残しておきたい、と返答する人は多い。では「子供をうまく撮るコツ」はあるのだろうか。ここでは一つ、「目高」(めだか)というキーワードを覚えておいていただきたい。
 撮影の基本として、どの高さにカメラを構えるべきかを考えてみよう。通常は撮影者の目の高さが、一番自然なアングルになる。こうすることで映像を見る人も、一緒にそこに立っているかのような感覚になるわけである。
 だが、子供を撮る場合にこれをやってしまうと、どうしても上から見下ろすアングルになってしまう。せっかく遊園地に連れて行っても、写っているのは頭のてっぺんと地面だけ、ということになってしまうのだ。
 子供が成長した後、「昔はオレもまだ毛がフサフサしてたのに…」と感慨にふけらせるのもまた一興だが、それは「いい絵」とは言えない。子供を撮るときは、この目高(めだか)の意味が変わってくるのだ。
 つまり、自分の目の高さではなく、子供の目の高さにカメラを構えるのである。こうすることで、子供がどこにいるのか、子供が何を見ているのか、子供から見た世界はどのように見えるのかを、子供の姿と一緒にカメラに収めることができる。これにより、子供にとっても親近感のある映像になる。これは子供にかぎらず、座っている人を撮影する場合も同じである。
 ビデオカメラの液晶モニターは、縦方向に回転するようになっている。したがって子供の目高で撮るときには、わざわざ腰をかがめて撮影する必要はない。へその位置でカメラを構え、液晶を上に向け、のぞき込んで撮影すればいいのだ。ビデオカメラは、腰痛にもヤサシイのである。
 カメラの高さと撮れる映像の関係は、「どの目線でモノを言うか」ということに似ている。上から見下した意見を言うヤツは、尊大に見える。反対に相手と同じ目線で話してくれる人間は、温かみがあるように感じられる。実はビデオカメラの目線というのも、同じことなのである。
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【写真解説】
上から見下ろすと、どこで撮影しても同じ
相手の目の高さで撮れば、どこにいるのかもわかる
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■小寺信良(こでらのぶよし)
 AV機器ライター/コラムニスト。民生機からパソコン、放送機器まで幅広く執筆活動を行っている。
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 この連載記事と完全連動した夕刊フジ企画・制作の番組「目指せ! デジタルちょい本格(プロ)―デジタルビデオカメラ編―」を無料ネット放送局「GyaO」の「ライフ&カルチャー」チャンネル(http://www.gyao.jp/life/)で配信中です。
 1話15分間のトークショー番組で、当連載筆者の小寺信良氏がゲスト出演し、実際の撮影風景や動画を画面に映しながら、ビデオ撮影のテクニックを4回にわたって伝授します。ぜひ、ご覧ください。

◇協力
 日本ヒューレット・パッカード株式会社
 株式会社バッファロー(2006.11.27紙面掲載)

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投稿日: 2006年12月08日

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