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「勝てる企画書」3つのポイントはメリット、コスト、スケジュール
■「勝てる企画書」の極意
今年の売上目標達成のために走り回っているビジネスパーソンも多いだろう。大変な立場はよくわかるが、彼らの企画書には「自社のメリット」を並べたものが多い。提案される側は「何もおたくのために…」と思ってしまうだろう。
そもそも企画書とは「ビジネスプランを提案相手にわかりやすく伝え、その実施に同意してもらうためのもの」だ。同意を得るには、(1)相手方の問題解決を図り(2)相手方の企業活動にプラスになる―必要がある。つまり、“勝てる企画書”には「相手のメリット」が示されていなければならない。これが記載されていない企画書は相手にとって検討する価値はないに等しい。
加えて大事なのは、「コスト」と「スケジュール」が記載されていることだ。それがわからないと、相手は返事のしようがない。はっきりいって、その場で返事をもらえない企画書はダメである。勝てる企画書には「相手のメリット」「コスト」「スケジュール」の3つのポイントがわかりやすく示されているべきだ。

今回のサンプル企画書は、広告代理店を通じてコンサート協賛を募ろうというものだ。「コスト」と「スケジュール」、そして「協賛するメリット」をポイント別に示している。
ただし、今回は文章を中心にまとめたので少しインパクトが弱いと考え、「アイキャッチ」として左サイドにロゴを入れることとした。提案先にはおそらくこのロゴだけで何の提案なのか伝わるだろう。
ロゴを目立たせるため全体のカラーは「黒」「グレー」「青」と抑えめにした。ただし、クライアントに伝えたいメリットの部分はピンクで色づけしている。
この企画書はマイクロソフトの「パワーポイント」で作成した。ロゴマークが画像ファイルの場合、「挿入」→「図」→「ファイルから」を選択し、ロゴマークのファイルを選んでクリックすれば画面に貼り付けられる。貼り付け後に画面上で大きさや位置を調整すればいい。この操作は「ワード」でも同様だ。
今回の企画書では、テキストを加工してロゴ風に目立たさせた。パワーポイントの場合、画面下部の「縦書きテキストボックス」をクリックして文字を入力すれば、縦位置にロゴ風のテキストを挿入できる。
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●筆者・藤木俊明
「スピード感のある企画書とプレゼン」を提唱する実戦型プランナー。コンテンツ企画制作会社「ガーデンシティ・プランニング」代表。近著は『「通る」企画書・報告書が60分で作れる本』(インプレスジャパン刊)。
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この連載では、「勝てる企画書」を30分間で作成するための極意と技術を筆者・藤木氏が伝授します。また、当記事の内容に沿った講演を藤木氏が行う無料ウェブセミナーも、インターネット動画放送局「インプレスTV」で同時開催中です。同サイトでは、当記事で紹介した企画書のフォーマットデータを無料でダウンロードできます。
