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団塊世代の必須アイテム、AMも聴けるICレコーダー
iPodをはじめとする携帯音楽プレーヤーが全盛だが、ラジオの魅力も捨てがたい。実際、「深夜ラジオ世代」と言われる団塊の世代を中心に、ラジオに“回帰”する人たちが増えているという。若者向けの騒がしい番組だらけのテレビからしばし離れ、良質なラジオ番組に耳を傾けてみるのもいい。そこでオススメしたいのがデジタルラジオレコーダー「DR―A480」(シーバース工業、9800円)=写真=だ。
会議や講演会などの録音に便利なICレコーダーにラジオ受信機能を付加したのが、この製品。最大の特徴は、FMに加えAM波も受信できることだ。ICレコーダーに使われるデジタル回路はAMチューナーのノイズを受けやすく、AMラジオ受信機能まで搭載したICレコーダーはほとんどない。だが、ニュース解説や教養・語学番組、野球中継など、中高年が好むラジオ番組はAMが圧倒的に多い。「DR―A480」は、そんなニーズに応えてくれる。
比較的安価な点もいい。安価ゆえに、最近の高性能なICレコーダーには付き物のステレオ録音や早聴き・遅聴き、パソコン対応などの機能は省かれているが、その分ボタン数は少なく、複雑な操作方法を覚える必要もない。当然ながら音質は「それなり」だが、モノラルでもいいから気軽に音声が録れてラジオが聞ければOKという人なら取り扱い説明書を見なくてもすぐに使える。
ただし、ラジオを録音して聞く場合はメニュー画面を表示して操作するため、さすがに説明書を読む必要がある。ラジオ番組を予約録音する方法も載っているので、やはり一度は説明書に目を通すのがいいだろう。
サイズは縦10・7×横3・8×高さ1・6センチで55グラム。若干大ぶりな感じだが、持ちやすい。録音時間はHQ(高音質)モードで2時間、LP(長時間)なら8時間。同型で1万2800円のモデル「DR―A4160」だと録音時間はそれぞれ2倍に延びる。
1点だけ残念なのは、日付や曜日を指定してラジオを予約録音する機能がないこと。予約は、現在時刻から24時間以内の1件しかできない。私は毎週土曜日、楽しみにしている番組があるのだが、聞き逃すことが多い。できれば毎週、曜日指定で自動録音する機能があれば、通勤時など好きなときに聞けそうだ。次の製品に期待したい。(2006.12.21紙面掲載)

