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2007デジタルトレンド展望「デジタル家電」
2007年が始まった。今年のデジタル業界やデジタル製品、サービスはどんな方向に進むのだろうか? 夕刊フジ「デジタル@フジ」面執筆者各氏が担当分野別に「2007年のデジタルトレンド」を予測した。
■デジタル家電
ここ数年、デジタル家電の話題の中心は「薄型大画面テレビ」だったが、今年は「次世代DVD」に移りそうだ。昨年、ブルーレイ・ディスク(BD)とHD DVDのハードディスク内蔵型レコーダーが出そろい、いよいよ本格的な「BD対HD DVD」の対決が始まる。
いまのところソニーとパナソニックが展開するBDが機種数で先行。対するHD DVDは昨夏、東芝が初の録画再生機(RD―A1)を発売したが、予想を超える高価格(39万8000円)で不評を買った。しかし、今年はBD並みの価格で追撃してきそうで、新たな買い替え需要が生まれそうだ。
ただ、映画ソフトなどのコンテンツがどれだけ供給されるかは不確定。ハイビジョン番組を録画したい人はレコーダーを買うだろうが、映画観賞用途だけなら安価なプレーヤーで済ます、といった“棲み分け”が進むとの見方もある。
一方、従来のDVDレコーダーは普及が一段落し、今年はデジタルオーディオプレーヤーや携帯電話で再生できる「ファイル変換機能」を持つ機種に注目が集まりそうだ。地上デジタル放送の視聴範囲拡大を受け、ワンセグや地デジチューナー付き機種の潜在需要は高まっている。だが、それに伴い、デジタル放送のコピーに制限をかけている「コピーワンス問題」が顕在化しそうだ。
薄型大画面テレビは、液晶テレビの低価格化が底を打ち、40インチ以上の大画面製品を高品質化する方向にシフトしそうだ。また、PLC(電力線通信)の併用などによる「デジタル家電間の接続」も今年は進展するだろう。

