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潜在能力を最大活用「Aヨガ」の極意
今やヨガは世界的なブームだが、ひと口に言ってもホットヨガ、ピラティスなど種類もさまざま。そんな中、MLBや日本のプロ野球をはじめとするトップアスリートの間で注目を集めているヨガがある。考案者は日本人。世界の一流が認めたヨガとはどんなものか。
シアトル在住の日本人、山本邦子さん(36)が考案した「Aヨガ」。
「A」は「Awareness=気づき」「Awakening= 覚醒(かくせい)」「Anti― Aging=アンチエイジング」「Athletic=運動」の頭文字からとった。
山本さんは、米国の大学でアスレティックトレーニング学を習得。その後、米スポーツ界でトレーナーとして活躍する一方、「選手が最大限の力を発揮できるトレーニング法」を独自に研究。ヨガと融合させた「Aヨガ」を生み出し、このほど「アスリート新化論」(サンケイスポーツ刊、1575円)にもまとめた。
基本は横隔膜呼吸によるヨガのポーズ。ヨガといっても難しい型に挑戦するというより、体の軸などバランス感覚を養いながら正しい姿勢に改善するのが目的。
「例えば両足で地面を感じながら立つ。自分ではまっすぐ立っているようでも意外と左右に傾いている人は多いんですよ。体を鍛える、というとウエート・トレーニングなどフィジカル面を追求しがちですが、Aヨガはメンタル面も同時に鍛えていく。今自分の体がどういう状態にあり、鍛えることでどのように変化していくかを常に心で感じながら進める。そのうち自分の体と“対話”できるようになります」と山本さん。
“対話”することで体の弱点、体が持つ潜在能力に気づき、能力を最大限活用できるようになるという。MLBの選手はもとより、日本のプロ野球・ソフトバンクの斉藤和巳投手や女子プロゴルファーの大山志保選手も「Aヨガ」をトレーニングに導入している。
アスリート向けに考案されたものだが、日常生活に密接したエクササイズでもあり、一般向けの教室も国内にいくつかある。心身共に活性化させるAヨガ、正月休み“メタボリック”に傾いた方にもおすすめだ。
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明日への活力がわくAヨガの簡単ポーズを紹介。
【スクワット】
おへその下に力を入れ、背中を広げるような気持ちでスクワット15― 20秒を2セット。全身の血流が良くなるので、朝の起き抜けが効果的。重心が安定してくる。
(※基本は鼻呼吸。この時、 肋骨(ろつこつ)の下あたり横隔膜を広げるような気持ちで)
(2007.01.16紙面掲載)

