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映画決めゼリフ「ブロークン・フラワーズ」

ピンクの花を持って訪ねろ
ブロークン・フラワーズ かつてはプレーボーイで、コンピューター会社でガンガン稼いでいた主人公・ドン(ビル・マーレイ)も、リタイア後はただの「引きこもりオヤジ」。同居していた恋人にも去られ、抜け殻のように、テレビとワイン、そして音楽漬けの日々を過ごしていた。

 そこに、自分には息子がいるという差出人不明の手紙が届く。それを知った親友の隣人ウィンストン(ジェフリー・ライト)が口にするのがこのセリフ。ドンは昔の恋人たちを訪ねる旅に出る。
 ただ流されるように旅立ったドン。ピンクの花束を持って元カノを訪ねる彼の哀愁漂う表情がイイ。
 自分探しの旅とは、こんな表情をするものだろうか。
 ちょっとした謎解きの話であるが、全編ユルユルとしており、特に盛り上がりもない。ジム・ジャームッシュ監督らしい独特の雰囲気の映画だ。カンヌ映画祭グランプリ受賞作品。
 今年はいよいよ、団塊世代の一期生が定年退職になる。よく言われるのだが、次なる準備もなく定年退職すると、テレビを友とする引きこもりオヤジになってしまうそうだ。
 一日中ジャージーを着ているドンの姿は、もしかすると明日のあなたかもしれない。
 映画のように、何か口実を作って旅に出るのも一興かもしれない。ポイントは旅から帰ってきたあなたがどう変わっているかだ。この映画の結末も参考にしてほしい。 

2006年4月公開。本編1時間46分。発売・キネティック、4935円。

「ブロークン・フラワーズ」

投稿日: 2007年02月01日

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