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ビスタ“乗り遅れ日記”(1)―どう手にいれるか…
マイクロソフトの新世代OS「ウィンドウズ・ビスタ」が先月30日、全世界で一斉に発売された。この「デジタル@フジ」面でも、ビスタ関連の記事を連日お届けしているが、その編集を担当している私はいま、大きな悩みを抱えている。正直に白状すると…まだ私はビスタを持っていないのだ。
もちろん、ビスタの記事を執筆しているライターの方々はちゃんとビスタを使っているので、記事の内容に間違いはない。だが、ライターさんから受け取った原稿に手を入れて出稿している編集者がビスタを持っていないというのは、読者の皆さんに失礼な話ではある。深く反省。。。
というわけで、すっかりビスタに乗り遅れてしまった「デジタル担当デスク」の私が、実際にビスタを導入するまでの 葛藤(かつとう)をつづっていこうというのが、当欄のテーマである。
さて、まず最初の課題は「ビスタをどうやって手に入れるか」だ。ビスタ発売当日の模様は新聞やテレビでもさんざん報道されたが、そこに映っていたのはいずれもビスタのパッケージ(ソフト)を買う人たちの姿だった。だが、ビスタの購入方法は大きく分けて2通りある。パッケージを買う方法と、ビスタをインストール済みのパソコンを買う方法だ。
昨年後半ぐらいにパソコンを買った人の中には、ビスタへのアップグレードが格安でできるクーポンなどが製品に付いていたという人もいるだろう。その手のパソコンであれば、さほど問題なくビスタを動かせるはずなので、OSをXPからビスタにアップグレードするだけでいい。
だが、たとえば2年から3年ぐらい前の機種だと、ビスタを動かすのはちょっとしんどい(と多くの人が語っている)。内蔵メモリを1― 2GBまで増やすと、かなり快適にはなるらしいが、パソコンの頭脳にあたるCPUは古い型のままなので心許ない。やはり、ビスタに合わせて開発されたインテルの「コア・デュオ」もしくは「コア2デュオ」を搭載したパソコンが欲しいところだ。
私個人の事情を述べると、原稿を書くだけでなく、夕刊フジのサイト「夕刊フジBLOG」の編集用に画像ソフトを多用したり、他の仕事で動画ソフトを使う機会も多いため、パソコンの処理性能が高いことは絶対条件だ(と言いつつ、会社から貸与された2年3カ月前のパソコンをまだ使い続けているが…)。
ただ、この条件は私に限ったものではない。これからのパソコンは従来のような文字(テキスト)をベースにしたものではなく、動画や音楽を扱うためのツールとしての役割が増してくる。ビスタも、そうした時代のニーズに合わせて作られたOSだ。せっかくビスタに替えるのなら、その機能を十分に利用できるパソコンは不可欠だろう。
ビスタの発売に合わせ、パソコンメーカー各社は一斉に“ビスタ入り”の新製品を発売した。おそらく、多くの人にとって、OSをビスタに替えるということは、パソコンを新しく買い替えるということと同義語なのではないだろうか。
(デスクS)
(2007.02.05紙面掲載)

