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ホームレスから社長に転身、その健康法は?

前橋 靖さん 睡眠時間は1日約6時間ほど。
 起床は午前11時前後。出社が午後1時ぐらい。他の社員は午前10時に来て7時帰宅。
 私の遅い出社には訳があります。実は私は365日、盆も暮れも正月も休みなしで深夜まで働いている。平均すると1時出社の午前0時帰社というサイクル。

 なぜ休みなく深夜まで働くのか。毎日、世界はすごいスピードで、環境も情報も変わっている。土、日、祭日休むと情報量が圧倒的に違ってくる気がしてならない。確かに休みなしはつらい。でも今は会社として頑張る時期だと思うからだ。ニューヨークなどで事をなそうとしている人たちは、不眠不休で働いている。優秀な人ほど、すごい努力をしている。彼らに追いつくには365日働くしかない。
ぼく、路上系社長―ホームレスからでも立ち直れるから大丈夫! サーフィンをやっていた割に、結構弱くてよく風邪をひいたり下痢したりする。だが基礎体力はあるのか、大事には至らずに済む。路上生活してたころは風邪もひかなかった。人間、健康のことなど、なまじ考えはじめると病気になるのかな(笑)。
 体力維持のため暇を見つけてはダンベル体操をしたり、自宅から職場まで往復40分は歩く。食べ物は何でも食べる。毎日必ず飲食するものはヘルシア緑茶とか、お茶類ですね。
 ストレス解消方法ですか。ストレスと思ったらすごい勢いでもっと仕事をする。よく他の人がストレス解消に旅行に行くとかいう。だがストレスは仕事がうまくいかないからたまる。旅行中はいいが戻れば現実に引き戻される。何の解決にもならない。やはりストレス解消は努力しかない。私は仕事を遊びながら楽しみながら努力することでストレス解消する。
 今の新規事業「レストボックス」は雑居ビルの十数坪のスペースに複数のベッドを置いたモダンなドミトリータイプ。そこに共同生活が可能な場を一日千数百円という格安価格で提供する。定住先のないフリーターや路上生活者に、帰る場所を提供するセーフティーネットづくりだ。これは世界的にみても珍しいのか、世界各国から見学者が訪れる。
 自分も建設現場で働きながら路上生活していたので、そうした人たちを救済する安全網が必要と痛感して創設した。働く意欲を取り戻し再起へのベースキャンプにもなる。今後は高齢者や身障者に社会のひずみがかかりそう。そうした人たちの安全網も立ち上げていきたい。そうすると夜も眠れなくなるほど時間が足りないですね。
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まえばし おさむ
千葉県生まれ。高校卒業後、印刷会社に就職するが即退社。車上生活をしながらプロサーファーを目指すが夢破れ、89年から路上生活者に。その後、建築現場の日雇い作業員などを経て、建築請負業(有)トラスティー、98年にはフリーター・求職者支援ビジネス(株)エム・クルー設立。03年、新規事業「レストボックス」第1号を渋谷にオープン。現在、東京・山手線沿線に22カ所展開。(2007.03.28紙面掲載)

「ぼく、路上系社長―ホームレスからでも立ち直れるから大丈夫!」
「南池袋「夢追い社長」発最後のフリーター下克上宣言! 」

投稿日: 2007年04月16日

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