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世界的な人気キャラ「マリオカート」
鉄腕アトムに始まって、ガンダム、仮面ライダーからドラえもんまで、日本のアニメが生み出した偉大なキャラクターは数え切れないが、世界的な人気を持つという意味では、スーパーマリオ、それもマリオカートが意外に大きな存在だと私は思っている。
ファミコンソフトのスーパーマリオブラザーズの成功を受けて、スーパーファミコン版のスーパーマリオカートが登場したのは1992年だった。その後ソフトを382万本売って、スーパーファミコンでは、最高の売り上げ本数を記録している。
もともとスーパーマリオのキャラクターは世界中で人気があり、玩具もたくさん作られているが、単なるフィギュアだと商品展開に限界がある。
昔、鉄人28号が三輪車に乗っているブリキのおもちゃがあったが、思わず噴き出してしまうほどの違和感だった。その点、スーパーマリオカートは、もともとキャラクターがカートに乗っているから、走らせて遊べる玩具を作りやすい。
だから、食玩、カプセルトーイに始まって、UFOキャッチャーの景品まで、さまざまなチャンネルでスーパーマリオカートの玩具は作られている。つまり、それらを集めていくだけで、コレクションのバリエーションを増やしていけるのだ。
それだけではない。スーパーマリオカートは任天堂の新しいハードが登場するたびに、ハードに合わせたソフトが発売されている。NINTENDO64のマリオカート64、ゲームボーイアドバンスのマリオカートアドバンス、ゲームキューブのマリオカート・ダブルダッシュ、ニンテンドーDSのマリオカートDSと、ハードの進化に合わせて新しいソフトが作られてもいる。
ソフトが変われば、キャラクターも変わる。例えば、ワリオやドンキーコングは、マリオカート64以降にしか登場しないし、ノコノコはスーパーマリオカートとマリオカートダブルダッシュにしか登場しない。
つまりソフトが変わると、そのソフト限定の玩具が登場する。同じようにみえても、みなその時の限定品。熱心なマリオカートコレクターはまだ少ないが、継続して集めておくと、将来世界で評価が高まる可能性は大だろう。(経済アナリスト)(2007.04.11紙面掲載)
