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自宅でMac(3)―ウィンドウズとの違い

自宅でMac アップルのパソコン「Mac」は、本体やOS(基本ソフト)の美しい外観、先進的かつ直感的な操作方法、システムやセキュリティーの堅牢性などで知られる。生活に役立つソフトも最初から搭載されており、自宅で使うには最適だ。だが、すでに会社などでウィンドウズを使っている人は、見た目や操作方法に戸惑うかもしれない。今回は、ウィンドウズとの違いについて説明しよう。

■画面の違い
 Macとウィンドウズの初期画面は外観がかなり異なる。ウィンドウズは画面下にタスクバーがあるが、Macはソフト起動用のアイコンが並ぶ「Dock」があり、画面上に「Finder」メニューが表示されている(写真左上)。
 少々乱暴に説明すると、このDockとFinderおよびアップルマーク下のメニューが、ウィンドウズの「スタートメニュー」(スタートボタンをクリックして表示されるメニュー)の機能に相当する。
 メニューの項目名も両社は微妙に異なる。デスクトップのアイコンや画面操作ボタンがウィンドウズとMacでは正反対に位置している点もOSの違いを感じさせる。

■キーとマウスの違い
自宅でMac キーの種類や配置、呼び名にも、いくつか違いがある。Macにはアップルマーク付きの「コマンド」キーがあるのが特徴(同右下)。また、ウィンドウズの「エンター」キーは、Macでは「リターン」キーと呼ぶ。
 Macのマウスは1ボタンが基本だが、現在はウィンドウズと同様、右クリックにも対応。使いやすくなった。

■操作方法の違い
 その気になれば、ウィンドウズはキーボードだけで操作できる。それに対してMacは、当初からアイコンを使う操作方法が標準のため、マウス操作が不可欠だ。
 見た目は似ているのに機能が異なるものもある。たとえば、画面を閉じる「×」ボタン。これをクリックすると、ウィンドウズではソフト自体も終了できるが、Macは画面が閉じるだけ。ソフトを終了するには、メニューから「終了」を選択しなければならない。一見、ウィンドウズのほうが便利だが、「メニューから操作を選択する」という基本に忠実なのはMacのほうだ。こうした統一性が「使いやすさ」の要因でもある。

■ソフトとデータの違い
 OSが異なるため、たとえばウィンドウズ用のソフトをMacにインストールして使うことはできないし、その逆も不可能だ。それぞれのOSに合ったソフトを別途購入する必要がある。とはいえ、Macの場合、家庭で行う作業のほとんどは本体に内蔵済みのソフトで間に合うはずだ。
 作成したデータを両者でやり取りする際に問題となるのが「拡張子」だ。ウィンドウズの場合、文字データには「.txt」、画像データには「.jpg」などの拡張子が付く。だが、Macにはそもそも拡張子の概念がない。ウィンドウズでデータを読むには、Mac側が譲歩して、ファイル名の最後に拡張子を付ける必要がある。少々面倒だが、互換性維持のためには仕方ない。
 ウィンドウズに慣れている人ほど、Macの操作には戸惑うことだろう。だが、その“壁”を越えると、Macならではの操作環境が楽しめるようになる。壁は決して高くはない。Macとウィンドウズの“二刀流”を会得し、それぞれのパソコンの醍(だい)醐(ご)味を味わってほしい。

自宅でMac(1)―ビスタはやめてMacにする?
自宅でMac(2)―現行Mac全機種を紹介

投稿日: 2007年05月28日

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