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自宅でMac(4)―生活・趣味・仕事に「使えるMac」
自宅で使うパソコンをアップルの「Mac(マック)」に変え、ウィンドウズとはひと味違う「デジタル新生活」を体験しよう。今回のテーマは「Macを何に使うか(何ができるか)」だ。
■生活に使う
最近はウェブサイト上で調べ物や買い物など、生活に関連した大抵のことができる。日常の連絡手段もメールが主流になりつつある。いまやインターネットは生活に不可欠だ。当然、Macの利用もネット接続が前提。Macには有線(イーサネット)端子に加え、無線接続用の「AirMac」が標準装備されており、簡単にインターネットに接続できる。
標準搭載のメールソフト「Mail」とウェブブラウザ「Safari(サファリ)」はシンプルで使いやすく、初心者向きだ。MacBookやiMacのモニター上部に付いているカメラを使って“インターネットテレビ電話(iChat)”もできる。ただ、動画配信など一部のウェブサービスはMac未対応なので、注意が必要だ。
また、Macには「iLife(アイ・ライフ)」という名称のソフト群が入っている。写真やビデオ、音楽やウェブサイトの管理・編集に対応したソフト群で、写真ソフトに取り込んだデータをウェブサイト制作ソフトに張り付けるといったソフト間の連携もマウス操作だけでできる。年賀状もこれらのソフトで簡単に制作できる。
日常生活に役立つ便利ツールをキーひとつで呼び出す「ダッシュボード」という機能もある。起動すると、「ヴィジェット」という便利ツールが画面に表示される。カレンダーや天気概況、メモ帳や電卓、ゲームなどのツールが標準で付いているほか、ウェブ上にもさまざまなツールがある。私のオススメは、英和・和英・国語辞書の検索サービスと連動した「Sidekick Dictionary」というフリー(無料)のヴィジェット。これさえあれば紙の辞書は不要だ。
■趣味に使う
「iLife」は“無料”でMacに搭載されているが、単なるオマケではない。能力の高さではIT業界でも定評のあるアップルのプログラマーとデザイナーたちが作り出したソフト群だけに、市販ソフトに匹敵する性能とクオリティーを備えている。
そのため、日常利用よりは一歩進んだ「趣味」の分野でも十分に使える。とくに、ビデオ編集・制作用の「iMovieHD」と「iDVD」、ウェブ制作ソフトの「iWeb」にはセンスのよいテンプレート(ひな型)が多数用意されている。自分の趣味を映像で記録したり、趣味の成果物をウェブ上で発表するときなどには大いに威力を発揮するだろう。
また、この連載の後半で詳しく紹介するが、「iLife」には音楽の知識がない人でも気軽にバンド形式で“作曲”できる「GarageBand(ガレージバンド)」=同右=という音楽ソフトが入っている。アップルの関係者いわく「数万円で市販してもおかしくない」レベルのソフトだが、これがいま、元バンド少年だった中高年男性の心をときめかす“おやじキラーソフト”として注目されているという。
■仕事に使う
職場のパソコン環境がウィンドウズに席巻されている影響で、「Macは仕事には使えない」という“誤解”が一人歩きしている。たしかに、業務用システムなどにMacが入り込む余地はないが、個人が自宅で行う程度の仕事なら、Macでも十分にこなせる。
仕事用のソフトといえば、マイクロソフト(MS)社の「オフィス」が代表格だが、同社からはMac用の「Office:mac」が発売されており、ウィンドウズ版と高い互換性を持つ。
また、アップルからも「iWork」という仕事用ソフトが発売されている。企画書やプレゼン用書類を美しく作成できるソフトで、前述の「iLife」と同様、Macの他のソフトとの連携性が高いのが特徴だ。
もっとも、最近のデスクワークは、専用ソフトがなくてもメールやウェブ上で一通りはこなせるようになった。MSオフィスと同等の機能をウェブ上で実現するサービスも、グーグルなどが提供している。ネットとMacをうまく使えば、大抵の仕事は自宅でできるはずだ。(2007.05.24紙面掲載)
■自宅でMac(1)―ビスタはやめてMacにする?
■自宅でMac(2)―現行Mac全機種を紹介
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