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50歳からのマネー講座(2)―退職金
50歳前後ともなると、退職金が気になり始める。退職金は快適なセカンドライフを送るための“軍資金”だが、先輩のシニアたちはどのように活用しているのだろうか?
50歳以上約33万人参加のコミュニティーサイトを運営する「シニアコミュニケーション」が今年2月、50代以上の男女771人にアンケート調査した「退職金の使い道の平均像」によると、回答者が受け取った(受け取る予定の)退職金は平均2245万円。その半数近くの1094万円が「貯蓄・資産運用関連」に回されているという。
同社によると、退職金などを原資とする貯蓄を「株式」で運用していると答えた50代は1998年に比べて1・2%増の7・5%。60代は2・2%増の9・6%で、約10人に1人が株式で運用している。
また、「投資信託」をみると、98年にわずか0・8%だった50代が3・1%と急増。60代でも4・4%増の5・9%に上った。
退職金を「運用」する割合が多い理由について、みずほ信託銀行プライベートバンキング企画部の松坂道夫調査役は次のように言う。
「ゼロ金利は解除されましたが、政策金利は0・25%が2回引き上げられただけの0・5%。依然として、低金利の環境に変わりはない。元本保証にこだわる定期預金などでは、なかなか資産が増えない環境が背景にあると思います」
では、退職金を使って運用する際のポイントは何か?
「将来の計画に必要な資金額を引いて、残った“ゆとり資金”をリスクのある株や投信で運用すべきです」
次回は、株式の運用方法について考えてみたい。(2007.07.19紙面掲載)




