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50歳からのマネー講座(3)―株式運用
50歳前後になったら、そろそろ退職金の使い道を考えたい。今回は退職金の中の“ゆとり資金”を使って株式運用する方法を考えてみる。
50歳以上約33万人参加のコミュニティーサイトを運営する「シニアコミュニケーション」が2007年2月に調査した「退職金の使い道」によると、受け取った、あるいは受け取る予定の退職金は平均2245万円。そのうち5%にあたる113万円を株式運用にあてる(あてたい)、という回答が得られた。
また、50代以上に株式の運用スパン予定を聞いたところ、「1年以上―3年以内」が21%。「1年以内」が20%。「3年以上5年以内」は10%で、あまり長期スパンでの運用は考えていないようだ。同社は「2度のオイルショック、バブル景気とその崩壊といった経済環境の急展開を肌身で経験したシニア世代は、10年先のことが考えられないのではないか」と分析している。
実際の運用金額は「50万円以上―100万円以内」がもっとも多く、全体の20%。「100万円以上―300万円未満」が15%、「10万円以上―50万円以内」が12%と続く。どうやら50― 300万円が相場のようだ。
では、退職金で株式運用する際のポイントは何か? 大手証券出身のファイナンシャルプランナー、藤原英理氏は次のように言う。
「退職者にお勧めしてるのは、株式を3つに分けること。1つめは長期で配当の出せる銘柄で、下がったら買い増しできるよう余裕資金で運用する。2つめは中期で持つ銘柄。少し上がったら売って、利益は旅行資金などに使う。3つめは短期の銘柄で、これは遊び感覚で運用。お金に固執せず、損切りができるかどうかがコツです。情報に惑わされず、下がったときに後悔しない好きな銘柄を自分で探すことが重要です」
次回は、投信の運用方法について考えてみたい。(2007.07.26紙面掲載)
■50歳からのマネー講座(1)―年金
■50歳からのマネー講座(2)―退職金




