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50歳からのマネー講座(4)―投資信託

 商品知識があれば利用してみたい金融商品としてよく挙げられるのが投資信託だ。株式と違って少ない金額からでも運用できるのが投資信託の魅力。1口1万円くらいから多くの銘柄に分散投資できるため、1つの銘柄に振り回されず、安定していてリスクも少ない。

 シニアコミュニケーションが今年2月、全国の50代以上を対象に行った「退職金の使い道(平均)」調査によると、受け取った(受け取る予定の)退職金2245万円のうち投資信託に振り分ける金額は87万円で、全体の3・9%だった。

 また、投資信託を選んだ人に、希望する運用スパンを聞いたところ「3年以上―5年以内」が35%、「1年以上―3年以内」が21%で、5年以内が半数を超えた。運用金額は「100万円以上―300万円以内」が33%、「50万円以上―100万円未満」が30%で、50―300万円あたりが相場のようだ。

 では、投資信託する際のポイントは何か。みずほ信託銀行プライベートバンキング企画部の松坂道夫調査役はこうアドバイスする。

 「いろいろな対象に投資できるのがメリット。最近は、債券や不動産投資信託などにも活用でき、1つの商品の中に複数の資産を組み入れたものも登場した。どんなものに投資しているのか、中身を見ながら選ぶことがポイントになる」

 運用期間や、買うタイミングはどうか。

 「男性でも、退職してからの平均余命は20余年ある。20年後に向けて運用すれば収益も積み上がる。時間を味方につけて、一部は長期の投資にも振り向けたい。今後下がることも考えられるので、買うタイミングを少しずつずらしながら資産の構成を考えていくことが重要です」

 次回は、保険について考える。(2007.08.02紙面掲載)

50歳からのマネー講座(1)―年金
50歳からのマネー講座(2)―退職金
50歳からのマネー講座(3)―株式運用

投稿日: 2007年08月20日

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