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杉本彩さんと水道橋博士、で加圧トレーニング“布教”
■水道橋博士「博士の異常な健康」
9月末、俺は青森県八戸市公会堂へ、加圧トレーニングの講演会に招かれた。メーンゲストの杉本彩さんと一緒である。
もともと杉本さんは、4年前に話題騒然になったSM映画『花と蛇』で全裸をさらすため、加圧トレーニングを芸能界でもいち早く始めた。映画の中で荒縄で緊縛される前に、加圧ベルトで自ら縛られたわけだ。
今まで何度も、加圧ブームをこの欄では取り上げたが、それでも、この過剰人気は都市部だけの局地的なものであり、地方では、いまだ知る人ぞ知る存在なのが現状である。
今回は、俺が、一昨年、東大で開催された加圧トレーニング学会で知遇を得た、八戸中央接骨院の坂本院長のお招きであった。
しかし、青森と岩手を合わせても、加圧の治療院は1つだけとのこと。果たして、お客さんが入るか? と心配したが、会場は2000人の超満員の聴衆であふれ返った。
スターの輝きだろう、杉本彩さんの登場で、会場は大歓声、ため息に包まれた。その39歳とは思えぬ美貌と肉体は、“論より証拠”だ。
途中からトークに加わった俺は、加圧が、高齢者にも、リハビリにも、いかに適した先進的技術であるかを、懇切丁寧に力説した。
高齢化社会の到来とともに、現在、全国の接骨院は、老人相手の憩いの場と化す一方で、一部の医院が治療をしていないのに、保険の不正請求が繰り返し、社会問題化している。
それでも、接骨院が、今や地域のネットワークにもなっているのも事実で、できれば、もっと加圧の技術を取り入れ、地方の予防医学の一助となることを願ってやまない。そのためには、俺は微力ながらも、全国津々浦々に骨を折ってでも駆けつけたいものだ。
(浅草キッド、水道橋博士)
(2007.10.05紙面掲載)

