TOPマネー / 生活 > ひと味違う、おトクなオーナー制度活用術

ひと味違う、おトクなオーナー制度活用術

オーナー制度 産直品やお取り寄せ食品が相変わらずの人気だが、それをさらに推し進め「産地や企業の応援」「商品・企業・自治体が育つ過程を楽しむ体験」などのプラスアルファが楽しめるオーナー制度が好評だという。その種類や、お得な利用法などを調べてみた。

 オーナー制度は大きく3種類に分けられる。まずもっとも多いのは、米や果物、海産物など一次産品を苗などの段階から所有するもの。

 オーナー制度を紹介するインターネットサイト「レッツ・エンジョイ・オーナー」(http://www.enjoy-owner.com/)の管理をしている大須賀哲司さん(48)によると、この一次産品での制度は生産者、オーナー双方にメリットがあるという。「とくに消費者側には、市販価格より安く、トレーサビリティ(商品の追跡可能性)もあるので安心も買えるというメリットがあります」。

 一番の楽しみは、収穫までの作業を生産者や自治体と一緒に行うこと。「ただ商品を買う、旅行に行くという以上の楽しみが、作業に参加するということで生まれます」(大須賀さん)

 魚の美味しさで有名な長崎県、五島列島の福江島で定置網漁を営み、そこにかかった魚を下処理して冷蔵宅配便で送ってくれる「みさき丸」(http://www.misakimaru.com/)は、4000―8000円(季節による)で3―5キログラムの魚をゲットできる。脱サラし、島に移住した松本隆三さん(49)によると、「真鯛やヒラメなどの大物がかかることもよくあり、お客さんには喜ばれています」。

 この定置網オーナーになった東京の会社員は「8月末に50センチ強のフエフキダイとタチウオ、アオリイカを送ってもらいましたが、4000円でこの質と量にびっくり。4人家族で食べきれず、ご近所に分けました。魚の美味しい冬にまたやりたい」とご満悦だ。

 ただ、注意も必要。不作、不漁の場合の補填はあるのか、作業に気軽に参加できる場所か、収穫量が一家で消費できる以上の場合は、仲間で共同オーナーになったほうがいいか―など、最初に確認しておこう。

 一方、企業や自治体などを応援するのが主目的のオーナー制度も多い。棚田や並木などの景観保護や、鉄道保存のためなど。この場合は自分のふるさとや、趣味の企業を選ぶのがおすすめだ。

 しなの鉄道(ファンクラブ問い合わせ電話0268・21・4701)は、「毎年更新の形をとり、希望者には車両や枕木にお名前を入れる他、お得なフリーキップのプレゼント、ビアトレイン無料ご招待などで、通常の鉄道会社の制度とは違った、値段分以上のサービスを心がけています」(経営企画部)。

 さらに、金融商品的な性格をもつオーナー制度もあり、多くは畜産(牛や豚)企業が募集するもの。金額も100万円単位以上が多く、牛乳や食肉のみを対象としているものとは一線を画する。元本保証はあるか、年利予定、過去の実績などをしっかり見極めて、自己責任で慎重に行おう。
=========================
これから申し込める「おもしろオーナー制度」■
★ワカメ

神奈川県横須賀市、安浦港。
11―12月に種差し、1―3月に収穫。4000円、例年約25キログラム。申し込みは11月末日迄。
横須賀市東部漁協横須賀支所
電話046・822・1052

タマネギ
神奈川県小田原市。
12月2日種付け。申し込みは11月9日までメールで。
NPO法人小田原食とみどり http://shoku-midori.or.jp/

真珠
愛媛県宇和島市。アコヤ貝30個保証。
1―3月に玉出し、加工もできる。申し込みは4―6月末。ホテルクレメント宇和島 http://www.shikoku.ne.jp/clement-uwajima/

鉄道
平成筑豊鉄道は、枕木だけでなく、つり革など、今後新しいオーナー制度を予定。
http://www.heichiku.net/p/ 

その他、北近畿タンゴ鉄道、高千穂トロッコ鉄道でも各種オーナーを募集中(2007.10.16紙面掲載)

投稿日: 2007年11月01日

トラックバックURL:

ちょいワルフジBLOG

最新記事

夕刊フジBLOGから

コラボ企画

オススメサイト

夕刊フジBLOGモバイル

  • http://yfuji.jp/
    夕刊フジBLOGモバイル
  • 携帯も夕刊フジBLOGモバイル