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医者のコトバ「温熱療法」

 全身あるいは患部をお湯や蒸気で温め新陳代謝を促し、老廃物を除去すると同時に血液やリンパの流れをよくする治療法のこと。温浴、蒸気浴、砂浴などの慮法がある。

 一方、がん治療法のひとつとして、専用機器で患部を加温するとともに、がん細胞へと栄養を運ぶ血流も遮断、がんを“兵糧攻め”にして症状を改善する療法の呼び名でもある。1回40分から60分の治療を、週1、2回行うのが普通だ。

 「ハイパーサーミア療法といい、3割負担なら2万7000円、1割負担では9000円です。がん細胞はセ氏42―43度の高熱で死滅する性質があるので、がん細胞を温めて直そうという治療法です。ですが、その効果となると手術や放射線治療などに比べると低いといわざるを得ません」と、専門医。

 だが、たとえば末期がんの患者が温熱療法でひととき元気を取り戻したというケースも報告されている。また温熱療法を先端医療と組み合わせて受ける人もいる。要は治療法との相性。どの程度の効果が期待できるかは、事前にドクターに聞くことをお勧めする。(2007.10.18紙面掲載)

投稿日: 2007年11月06日

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