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消費・賞味期限誰がいったい誰が決めるの?
老舗菓子メーカー、赤福の製造日等偽装問題で、改めて気になるのが食品の期限表示。食品の人体の悪影響をはかる大切な目安だ。ところで、パッケージの裏側をよく見ると、期限表示といっても「消費」や「賞味」があったり。期限年月日は一体誰がどうやって決めるのか、など知らないことが意外と多い。
日頃、よく目にする食品表示は恐らく「消費期限」と「賞味期限」の2つだろう。「製造年月日は?」と思うかもしれないが、「保存技術の進歩と、国際的な流れで製造年月日の義務化は10年程前に廃止し、期限表示が一般的になっている」と説明するのは厚労省医薬食品局食品安全部基準審査課担当者。さらに、「消費」と「賞味」は次のように定義づけられている。
【消費期限】製造日を含めておおむね5日以内で品質が劣化する食品が対象。定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなる恐れがないと認められる期限を示す年月日。
【賞味期限】比較的傷みにくい食品に対する。定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日をいう。ただし、当該期限を超えた場合であっても、これらの品質が保持されていることがあるものとする。
では、しばしば偽装が問題になる期限年月日は、一体誰がどのように決めているのか。「食品等事業者が、科学的・合理的な根拠に基づいて決めている」(同)。ところが驚いたことに、日付表示に関しては「違反しても特に罰則はない」。
期限設定については一切メーカー任せという。
「もし設定を偽り食中毒になれば食品衛生法、消費者に誤解を与える表示はJAS法違反といった罰則がある。赤福のような例はそう多いケースではないと思う」(食品関係者)。メーカー側の良心を信じるよりほかはない…。(2007.10.30紙面掲載)


