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友川カズキ「競輪三昧(ざんまい)」第11回
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今夜の四日市ナイターA級決勝は、ひとことで言うと難しい。
がしかし、それは選手の力がドングリの背比べのごとしで、どこからでも狙えて難しい、ということではなく、ある程度、アタマなりヒモなりは絞れるのだが、そのアタマの筆頭候補の走りが、何とも分かりづらいからである。
その選手とは、木暮安由である。
「キグレ」という読み方も、初めて聞いたとき驚いたが、もっとビックリしたのは、その走りである。
新人らしからぬ、と言うか、ある意味したたかさ、器用さをすでに持っているのである。
準決勝にもそれは出ていた。
2分戦は2分戦だったが、誰が見てももう一方の自力型は格下もいいところ。アタマは鉄板に見えたレースで、オッズも木暮から1本かぶりで、3点ほど10倍を切っていたが、レースはなんと、こともあろうに、格下の自力型の番手への飛びつきである。
結局、木暮1着、その自力型が2着で、高配当である。
脚はあるし、連も外さないだろうが、要するに何をやるか予測が付かない分、買い方というか金の使い方、2車単、3連単の絞り方が、難しいのである。
今夜は、木暮の後ろは競り気配のうえ、別線の2つのラインは、共に2段駆け、である。
別線を助けることになるので、今夜は飛びつきは無しで、追い込み、と私は見た。
間に合わずの2着も当然あるので、5木暮から、2鷹木、1花村への裏表、3着は7高谷、3大川、4西川で勝負だ。 (歌手・画家、友川カズキ)




