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肩こり、顔のむくみ解消の「肩甲骨おとし」

肩甲骨おとし 肩甲骨は左右の肩の位置にあり、腕と胴をつなぐ逆三角形の大きな骨。この肩甲骨が、本来の位置より上にきている人がふえているという。えにし鍼灸接骨院(http://homepage3.nifty.com/ensuiundou/)の中村考宏院長はこう語る。

 「現代人はデスクワークなどで前傾姿勢をとる時間が長いため、体の前側の筋肉が縮みやすくなる傾向にある。その分、後ろ側の筋肉が上に引っ張られて、肩甲骨がつり上げられる。その結果、肩がすくみ上がり、首は短く詰まってみえる。この状態は見た目が悪いだけではなく、肩や背中のこりをはじめ、さまざまな不調を招く原因になる」

 実際に、中村院長のもとに不調を訴えて訪れる人の多くは、こうした肩甲骨がもちあがった姿勢だという。筋肉の不自然な収縮によって血管やリンパ管、神経などが圧迫されるため、頭痛や手指のしびれ、眼精疲労、難聴などの症状につながることもあるそうだ。

 そこで中村院長は、肩甲骨を正しい位置に戻す体操、「肩甲骨おとし」を考案した。

 いくつかのバリエーションがあるが、ここで紹介するものが基本の形だ。体操を続けて肩甲骨が正しい位置に落ちるにつれ、多くの人の不調が改善している。それだけでなく、ダイエットや顔のむくみの解消、女性の場合はバストアップにも役立つそうだ。

 「これは血管やリンパ管の圧迫が解消され、循環がよくなって新陳代謝が改善するためだと考えられる。また、姿勢がよくなることに加え、胸の大胸筋の縮みが解消することで、垂れたバストが持ち上がる可能性も」

 肩甲骨は、意外と日常の動作では動かさないもの。肩甲骨おとしを実践して、姿勢と体調の改善をはかろう。

【やり方】
(1)足を肩幅に開いて、壁の前に立つ。両肩を一度、上げて落としてから、ひじを直角に曲げ、手のひらを壁に向けて指先を外側に開く。
(2)腰と背すじを伸ばしたまま体を壁に倒し、手のひらを壁につけて体を支える。手の指先が床と並行になるように。
(3)両肩を持ち上げ、落とすことを10回くり返す。(2007.11.14紙面掲載)

投稿日: 2007年12月03日

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