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大人の万年筆「ヴィスコンティ」と「ファーバーカステル」
来年イチオシのビジネスツールは万年筆だ。大人の表現力を手に入れられるとともに、趣味性も満足させられる。
万年筆は、インクが描く滑らかなラインが特徴。均一な線しか書けないボールペンと違い、日本語に特有の「トメ」「ハネ」「ハライ」を美しく表現できる。インクのにじみも味わい深く、書き味を左右するペン先選びも、こだわればこだわるほど楽しくなる。
初めて万年筆を手にするなら、名ブランドの落ち着いた定番モデルがオススメ。素材にこだわり、緻密に計算された本格派は末永く使い続けられる。
派手な柄が印象深いイタリアの「ヴィスコンティ」は、20周年を迎える来年に向けて新作の「ディヴィーナ ブラック」を先ごろ発表した。従来のモデルから一転して、黒いボディーにスターリングシルバー(純銀)のラインが特徴的なシックな1本だ。
11万3400円と高価だが、独特な五角形の軸や、もっとも美しいといわれる黄金比率をボディーで表現するなど、本格派の風格が漂う=写真上。
もうひとつのオススメは「ファーバーカステル」の「アンビジョン ステンレス」=同下。こちらは、お手ごろ価格の1万8900円。ステンレス素材の味わいをストレートに感じられる細かいヘアライン加工に、所有欲がそそられる。
この2本は、趣味と生活のポータルサイト「サイドリバー」(http://www.sideriver.com/index.html)でも販売中。来年こそは、書類へのサインやメモ書きに万年筆を活用してほしい。(枻出版社「趣味の文具箱」編集長・清水茂樹)(2007.12.03紙面掲載)
