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ハゲが遺伝するってホント?
ワカコ先生の男・美肌塾
30代の日本人の約20%が、髪の薄さに悩んでいます。薄毛の原因には、残念ながら遺伝的な要因も関係していますが、それ以外にも次の三つの要因があるとされています。
(1)整髪料をつけたり、汗をかいても髪を洗わない
(2)過度な毛染めや脱色
(3)ドライヤーで、地肌を痛めている―。
これらの原因がある場合はまずそれを解消して、その上で育毛剤や養毛剤を継続して使っていくことが大切。病的な脱毛でなければ、突然ドサッと髪が抜けることはありません。普通は健康な毛乳頭が徐々に弱くなって赤ちゃんのような柔らかい毛になり、最後には何も生えなくなります。肌が年齢とともに衰えてくるように、毛乳頭も衰えてくるのです。若ハゲの人は、遺伝的に毛乳頭が早く衰えてしまう家系なんですね。
もう一つ、遺伝的に男性ホルモンが過剰に出やすい人もいます。男性型脱毛症というタイプで、前頭部から頭頂部にかけての毛乳頭が衰えて、髪が抜けていきます。
これを防ぐには、症状が進んでからではなく、少しでも早い段階から継続治療をスタートすることが重要。というのも、毛乳頭は歯と同じで新しく再生しない性質。一度ダメになったらそれでおしまいなんです。
最近ではプロペシアという抗男性型脱毛症内服薬を医療機関で処方できるようになったので、気になる人は皮膚科医に相談してみてください。
余談ですが、男性は去勢すると若ハゲを予防できるといわれています。でも、そのために実際に去勢したという報告はないそうです、念のため。
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すずき・わかこ
1994年東京慈恵医会医科大学医学部卒業後、国立大蔵病院皮膚科等を経て2000年用賀ヒルサイドクリニック開院。トータルアンチエイジング研究会副会長。用賀ヒルサイドクリニック:http://hillside-cl.com/(2007.12.05紙面掲載)


