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西山昭彦氏の「人脈は年賀状で」
できるビジネスパーソンで、人脈のない人は1人もいない。いつでも、なんでも聞ける人がいれば、仕事も速いし正確だ。その人脈はどこから生まれるか。
人との出会いは日常の生活や、自分で参加した会などで生まれる。しかし、それを人脈に出来る人と出来ない人がいる。
毎日、毎月会っている人たち、それはフローである。それがどうやったら、自分の中で人脈というフレームのなかに位置づけられるのか、ストックに転換できるのか。
フォローである。たとえば1回で30人に出会い、もう1回会ってみたいという人が2、3人いたとする。フォローするために、その人たちに対してメールを送る。返事がくれば、一応交流が始まる。でもまだストックとはいえない。
わたしのストック化の方法は、年賀状である。年賀状のやり取りが始まって10年、20年たってもずっと続いている人が1000人以上いる。そういう人達が私にとってのストックである。その代わり、昨年何やった、今年は何やるとぎっしり書いて報告する。それ1枚で活動がわかるものにする。
このコストを計算してみよう。年賀状を1000人に出す。5万円。文面は自分で作るが、コピーが大変なので簡易印刷に出すと3万円。宛て名のファイルを打ち出してラベル化して投函するのを学生バイトにやってもらうと2万円。つまり、1000人に対して10万円のコストがかかる。
年賀状で10万円というと、周りの人は「えーそんなにかかるの」というけれども、10万円を1000人で割れば1人100円である。1人100円の投資によって、自分の生涯の人脈が築けるなら、すごく安いことだ。
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東京都出身。経営学博士。東京女学館大学国際教養学部教授・東京ガス西山経営研究所長。著書『こま切れ時間活用術』ほか49冊。寿司店については、銀座の「やまいち」と、西麻布の「拓」が、素朴と洗練の対照の妙でオススメだとか。(2007.12.12紙面掲載)


