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値上げラッシュに負けるな!高速道路料金節約裏ワザ

 年末年始、家族で帰省するのに新幹線や飛行機を使うとなると疲労も多く、費用もかさむ。少しでも安くあげるために車で高速道路を使うという家族も多いだろうが、最近はガソリン価格をはじめ値上げラッシュ…。せめて高速代を節約できる“裏技”はないか、さがしてみると、ETC搭載という条件で割引を続々発見した。

【割引が続々】
 日本の高速道路の通行料はバカ高い。そのうえ道路特定財源の暫定税率とやらで自動車やガソリンには高率な税金が課せられている。さらにガソリンは税金を含んだ価格に消費税がかかる二重課税だ。

 こうした理不尽さはすぐにでも改めるべきだが、ともかくも現状で少しでも節約するしかない。実は最近、高速道路会社が“熱心”に取り組んでいるのがETC搭載車両を対象にした割引。これには恒常的な割引と「社会実験」として一時的に導入されているものとがある。

 各種の割引は別表のとおりだが、なぜ割引に力を入れるのか。「実は昨年末に『道路特定財源の見直しに関する具体策』が閣議決定され、値下げの効果や影響を調べるための社会実験です」と国土交通省有料道路課。この結果を基に来年度以降の値下げなどを決めていくのだという。

 複雑でわかりにくいのだが、基本的には「(1)渋滞のピークをずらすように夜間や早朝を割り引く(2)地方都市では朝夕のラッシュが一般道に集中しないようにこの時間を割り引く(3)早朝夜間のトラックを割り引く―という仕組みです」(同)。
 具体的にどのようにすればよいのか。

【額はいくら?】
 首都圏から新潟方面に平日帰省する場合を考えてみよう。練馬インターから新潟中央インターまで走ると通常料金は7000円だ。

 対して深夜割引を利用すれば4900円。深夜出発ならば午前0―4時の間に練馬から入る。日中出発ならこの時間帯に新潟中央から出ればよいので、渋滞を考慮して所要時間8時間とすれば、午後4―8時に練馬から入るとよいだろう。

 いずれにしても深夜早朝のドライブだが、昼間走る場合の裏技はないのか。社会実験では区間を限定して割引がされているので、インターを一度降りて入り直す“細切れ作戦”も考えられる。

 午前6時前に練馬に入り東松山・月夜野・中之島見附・新潟中央と区切って通勤割引や社会実験の「平日夕方割引」などを組み合わせれば計6510円。

 また、同じく社会実験で「休日渋滞割引」があり、関越道では湯沢―練馬間が対象。ただこれは土日祝日の上り方向なので、年末年始の場合、元日または1月5、6日に東京に戻ってくる場合しか使えない。

 これも所要時間8時間とすれば、午後0時に新潟中央インターに入り湯沢で一度出入りする。後は練馬まで走り午後8―10時に出る。すると計5700円となる計算だ。
 このほか、各高速道路会社のホームページで全国の高速道路の料金などの検索ができ、深夜割引などの恒常的な割引料金も表示される。ドライブの前に参考にしてはいかがだろう。

■高速道路の主な割引■
 名称/時間帯/割引/条件
深夜/0―4/30%/――
早朝夜間/22―6/50%/東京・大阪近郊の100キロ以内
通勤/6―9、17―20/50%/東京・大阪以外の100キロ以内
      
(社会実験)
平日昼間/9―17/30%/月―金、地方都市周辺部
平日夕方/15―17/30%/同
休日渋滞ポイント/20―22/50%/土日祝の特定区間
アクアライン特定区間/終日/首都高湾岸線経由の+500円程度に
圏央道全線利用/終日/30%/圏央道と接続する高速道利用
  
(2007.12.14紙面掲載)
     

投稿日: 2007年12月29日

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