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こづかい3万円活用術「ポイントを徹底活用」
この秋、フジテレビ・関西テレビ系列で放送のドラマ「スワンの馬鹿! こづかい3万円の恋」(火曜午後10時)は、サラリーマンの共感を呼んだに違いない。少ないこづかいにもめげず、格好良く生きる主人公を描いたからだ。サラリーマンにとって“命綱”ともいえるこづかい。少ないながら有効活用する術はないものか―。
■64%が3万円以下
「結婚するときに財布を奥さんに渡してしまうのがまず大きな失敗。そうなるとこづかいの“生殺与奪”は奥さんに握られる。こんなはずじゃなかったのに、と私が調べた100人、みんな口をそろえています」
こう話すのはサラリーマン研究家の三上真治さん。三上さんはドラマに連動して出版された「スワンの馬鹿! こづかい3万円の恋に学ぶサラリーマンの経済学」(扶桑社)の著者だ。
同書では、30、40代のサラリーマン100人を対象に実態をアンケート調査した上で、こづかいが減る真の原因、上げてもらう交渉術、有効活用法などをまとめている。
まず三上さんの調査によると、30、40代既婚サラリーマンの約64%がこづかいは3万円以下という結果が出た。さらに、そのうちの半分は2万円以下だ。もちろん昼食やたばこ代も含み、なかには家での晩酌まで“自腹”のケースまで。
当然、昼食代は節約に節約を重ね、67%は500円以下。飲み物は会社にある無料のお茶や、水筒持参という涙ぐましい例もみられたとか。
■小銭を貯めて
では、こういう事態にどう対処すればいいのか。「まずは支出を減らして収入を増やすのは少しずつと考えることです」という三上さん。ズバリ指南する節約術は、
(1)ブログを開設してアフィリエイト(成功報酬型広告)で稼ぐ
(2)立て替え交通費などの精算や給与の一部を別口座振り込みに
(3)ICカード携帯を持ち、各種ポイントカードのポイントを管理
(4)ポイント集約サービスを利用
(5)女の子と飲みに行く際も低価格ながら楽しめる店をチェックするなど、常にアンテナを張り巡らす
(6)ヤフーなどのネットオークションで不要品を処分
―などだ。
「ポイントを活用するのはお金が少しでも自分の財布から出ていかないための方策。要はいかにして小銭をかき集めるか、です」
ただ、ここに挙げた手段にはそれぞれ注意すべきポイントがあり、それをはずすと逆効果になりかねない。(1)のブログは単なる日記ではだれも読まないので、自分の得意な分野を記して、しかも更新は怠らず気長にやること。(6)はあくまで粗大ゴミを処分する料金を節約できたぐらいに構えること―だという。
■虎の子フル活用
そして、限りあるこづかいを使う際のポイント。「女性を食事に連れて行く場合、女性は自分がもてなされているということに満足感を覚えるもの。だから値段が安い立ち飲みでも、その店がいいという『理由』さえあればOKなのです」
ただし、相手がそういう場を楽しんでくれるかどうかの見極めも大切。また、店探しの“極意”はネットではなく、実はグルメ本だという。「本の方がネットより早いし、情報が頭に入る。ネットで探すと意外と時間がかかるんです」。
ドラマや本を励みに、たくましく生きようではありませんか、ご同輩!(2007.12.18紙面掲載)


