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色合い、瓶、趣味性が醍醐味!!万年筆インク
万年筆の特長のひとつは、たくさんのインクが自由に選べることだ。インクには「Deep Sea(深海)」や「Caribbean Sea(カリブ海)」のように色を連想させるネーミングやインク瓶の美しさなど、万年筆ならではの趣味性が詰まっている。
インクの色はメーカーによって微妙に異なる。多くの万年筆ユーザーに人気のブルーブラックという青みがかった黒インクも、「往年のモンブランが一番だ」と言う人がいる一方で、「青みが強いパイロットが定番」と言う人もいて、好みは分かれる。
その微妙な色合いが気になりだすと、インクが切れるたびにより美しい色や好みの色を求めて、異なるインクを試したくなる。インクは染料や顔料を調合して作られるが、その調合する微妙なさじ加減の違いが万年筆ファンの心をくすぐる。
定番のブルー系インク以外にも、さくらの香りがするインクや本物のワインを原料にしたワインインクなど、筆記具メーカー独自の個性や遊び心を生かしたインクが多数ある。
趣味と生活のポータルサイト「サイドリバー」(http://www.sideriver.com/index.html)で販売しているカランダッシュの「インクコレクション」(全9色セットで2万3625円)は「自然」がテーマ。各色に「サンセット」=写真下=や「グランドキャニオン」などの名前が付けられている。香水びんのようなイタリア製クリスタルガラス製のインクボトルは並べておくだけでも絵になる。愛用の万年筆でぜひ使ってみてほしい。
(枻出版社「趣味の文具箱」編集長・清水茂樹)(2007.12.17紙面掲載)
