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競輪取材ノート「日自振 倉升理事に聞く(上)」
厳しいという言葉しか聞かれない競輪界にあり、今年はどうなるのか。日本自転車振興会の倉升善徳理事に聞いた。
「競輪も60年やってきて、単品の商品が飽きられた。ある程度の構造改革が必要だ。映画と競輪は似ている」と、倉升理事は、かつて斜陽といわれた映画と比べた。
「ちょっと売上の良さに溺れていた」とも反省する。
競輪もインパクトのあるものに変えないといけないことは分かっている。それでは、そのためにはどうすればいいか。
「深夜競輪があってもいい。ミッドナイト競輪が。今のインターネットの時代、選択肢のひとつ」だという。
それだけ世の中の、時代の動きに、どこかで合わせていかないといけない、ということだというのだ。
「ゼロスタートの500㍍タイムトライアルとか」と、今の先頭固定の限られたレースだけではないレースが行われる可能性もありそうだ。
役員といえども、単に役員室にいるだけではいけない、と倉升理事は役員室から広報部の部屋の入り口に移ってきた。
「職員の様子を見ながら仕事ができる」ようになった。そこでは今、何が問題で、何が話題になっているのかがよく分かる、という。 (この項続く、M)



