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経営学博士・西山昭彦「ビジネスマンの鞄」
ビジネスマンの鞄はあまりカジュアルすぎたり、安っぽすぎると、信頼できるように見えない。信頼性を高めるようなものがいいのは確かだ。
でも、もっと重要なのは重さである。だいたい革の鞄の場合、1・5キロから2キロを超すのもある。鞄を持って歩いて、肩が凝ったり、背中が痛くなるというのは重いからかもしれない。ましてや、資料、パンフなどをたくさん持たなければいけない人は、鞄の重さが2キロを超えるようでは毎日ジャガイモを余分に抱えて歩いているようなものである。これでは、ハンディを持って仕事をしているのと同じで、行動力で負けてしまう。軽いものに変えるべきだ。
もうひとつ大事な点は、機能である。外側や内側がどのような仕分けになっているか、どのようなホルダーがついているか。鞄の外側に新聞や雑誌が入れられるスペースがあると、よい。
私は今、皮製を2つとビニール製を1つ持っている。皮製は重さが1・6キロで、3万円と5万円のもの。たしかに見栄えはいい。しかし、いつも持ち歩くのは、ビニール製だ。デザインがしなっとしないエースジーンのウルトラライトという1・5万円のカバンだ。600グラムなので、持っていても気にならない。
これは、ビジネスマンの行動力を高める。カバンを持って外出する機会の多い人は、軽さ、機能をもう1回見直してみよう。
