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新作映画「母(かあ)べえ」

【データ+ひとこと】
母べえ 太平洋戦争目前、昭和15(1940)年の東京。野上佳代(吉永小百合)は夫の滋(坂東三津五郎)と2人の娘、初子(志田未来)と照美(佐藤未来)とつましくも幸せに暮らしていた。

 しかし、ある日、反戦を唱えた滋が治安維持法違反で検挙され、生活は一変。それでも佳代は、滋の元教え子・山崎(浅野忠信)や義妹・久子(檀れい)らの助けを得て、家計を支え娘たちを育てるために奔走する。

 しかし、翌16年になっても滋は帰らず、やがて日本はアメリカとの戦争に突入していく―。

【こんな話】
 公開中、上映時間2時間12分。

 原作は長年、黒澤明監督のスクリプターを務めてきた野上照代が自らの体験を描いたノンフィクション。過酷な時代を強くたくましく生きた母と家族との愛の物語。

 折り畳み脚のちゃぶ台など当時の時代考証も巧み。山田洋次監督作品。

映画評論家 北川れい子
★★★と半分
 近年はCM女優でしかなかった吉永小百合。久々の演技もきれいごとが目立つが、当時の母親の気丈さは伝わる。

映画ライター ミルクマン斉藤
★★★
 そりゃあ丁寧に撮られた作品だが、あまりにテンポがノロくないかい? ただ鶴瓶扮する「奈良のおじさん」は強烈キャラ。彼が主人公の映画が見たい!

映画ライター やまがたじゅん
★★
 苦難の時代に家族を支えた母への思いとお茶の間のぬくもりが伝わる。しかし相変わらずの小百合の自己陶酔ペースにはちょっと食傷気味。

投稿日: 2008年02月02日

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