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おへそだって清潔に!

ワカコ先生の男・美肌塾
 今回は、体の真ん中にありながら、普段あまり構ってもらうことのない部分にスポットを当ててみます。それは「おへそ」。
 おへそを解剖学的に見ると、中心部の臍乳頭と、その周囲の臍輪からできています。

 臍乳頭は生後間もなく臍帯が脱落した後の瘢痕組織なので、皮脂や汗を分泌しませんが、臍輪は体の他の部分と同じ皮膚からできているので分泌能力があります。そのため、おへその中には皮脂や汗の分泌物や角質細胞、さらには外から入ってくるごみがたまっていくのです。これがいわゆる「へそのゴマ」です。

 このゴマ、水分が飛んで硬くなると「臍石」と呼び方が変わります。 女性や肥満の人などは皮下脂肪が厚く臍輪が深いしわを形成するのでへそのゴマがたまりやすく、臍石もできやすくなります。

 よく「へそのゴマを取るとおなかが痛くなる」と言われますね。これはあながち迷信とも言えません。というのも、おへそは他の部分と違って下に筋肉がありません。おへその奥はそのまま腹膜に続いているんです。だからゴマを取ろうとして無理におへその奥をいじりすぎると、腹膜が刺激されて痛み出すのです。

 おへその中に汚れた指を入れたりすると、小さな傷から感染、化(か)膿(のう)して急性臍炎の危険性があります。おへその付近には太い静脈やリンパ管が走っているので感染が拡大しやすく、炎症が腹膜にまで及ぶと腹膜炎となって手術になることも。

 無理にゴマを取る必要はありませんが、清潔にはすべき。とはいえ、むやみにおへそをひっかき回すのは厳禁。綿棒に染み込ませたオリーブ油などをおへそにやさしく塗りこみ、ゴマが柔らかくなったところでふき取ってみてください。

 間違っても耳かきでひっかき回したりしたらダメですよ!

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すずき・わかこ
1994年東京慈恵医会医科大学医学部卒業後、国立大蔵病院皮膚科等を経て2000年用賀ヒルサイドクリニック開院。トータルアンチエイジング研究会副会長。用賀ヒルサイドクリニック:http://hillside-cl.com/


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投稿日: 2008年02月14日

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