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友川カズキ「競輪三昧(ざんまい)」第16回
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記念や特別のレースでは、自力型はともかくとして、ルール改正以後、追い込み型はまったくもって展開が一番の勝敗を握るカギになってしまった。
言うに、展開は悪かったが、力なり格で何とか切り抜けた、というのが以前に比べて、極端に少なくなったのである。
逆に考えると、少々力が劣っていても展開さえ向けば、Gを走るクラスの選手なら、格上を尻目に1着でゴールを駆けることもままある、ということである。
競輪は難しい、といわれる所以のそれは一つだが、そこがまた、深さ、面白さであり、他のギャンブルとの大きな相違点でもある。
よって最近の私は、Gのレースはもっぱら勉強、修業と位置付けし、勝負は、FⅠの準決勝(2日目)、決勝(最終日)に全力投球している。
Gのレースが、ひたすら展開を、ああでもない、こうでもない、と読まなければいけないのに対して、FⅠは明らかに格上の選手が、未だ力だけで、どっからでも突っ込んで来られる番組になっているからである。
点で買えるぶんオッズはさすがに安いが、2着なり3着なり少々狂えば、そこそこオイシイし、何より確実である。
今夜の四日市ナイターS級決勝、アタマは7望月か2諸橋で、ほぼ決定。2着、3着は少々展開も吟味して流すべし。
私は、今すぐにでも払い戻しに並びたい心境である。 (画家・歌手、友川カズキ)




