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現役ナースが語る「医療訴訟問題の裏側で」

 今日は“医療訴訟”について、私の率直な気持ちをお話ししましょう。 というのも、ここ数年“これで訴えられちゃうの!?”というケースが増えているような気がしてならないんです。

 もちろんほとんどが、病院側の不適当な処置によって起きた医療事故だとは思います。でも医療訴訟のニュースの中には「この先生もきっとベストを尽くしただろうに…」と医師や看護師に同情してしまうことも少なからずあるんですよね。

 たとえば救急で病院にかつぎこまれた患者さんが手術を終えた後、合併症を引き起こしてしまうことがあります。そんな時に「他の病院だったらこんなことにならなかったはずだ」と“医療訴訟”に発展することも。確かに、私も家族の立場だったら病院にいろいろ言っちゃうと思うけど。でも、どんな手術も100%成功する、なんて保証はない…。

 訴訟対策として最近、手術はもちろん、検査、リハビリなど、ほとんどの医療行為に患者さんからの“同意”が必要になってきました。もちろん重要なことだけど、この手続きなどの仕事が増えた分、患者さんをケアする時間が足りなくなってきているのも現実。難しいところです。

ナース裏物語
「入院生活を楽しく過ごす」 「キケンな医師&看護師」の見分け方 「入院で頼りになるのは…夫? 妻?」 「ビンボー病院の見分け方」 「未払い患者との攻防」 「超売り手市場、カネをちらつかせるなんてザラ」

投稿日: 2008年02月21日

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