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女優・有森也実(6)想いの蓄積を言葉に変えて…
■女優・有森也実のしっぽの話
詩は想いの溜まり場。 詩の面白さを教えてくれたのは、小学校5、6年の担任の先生と1組のクラスメートでした。
雪の日は学校の近くの公園で「ゆとりの時間」雪まみれでひとしきり遊び、教室に戻ると「国語」の時間。
濡れた手袋や靴下をストーブの周りにぶら下げて、机に向かい思い思いに詩を作る。
小学生にも子供なりの社会があり、自分のキャラクター、クラスでの役割がある。けれど、そんなことは廊下に追いやって自分と向き合う。
静かな時。
クラスメートの意外な一面が垣間見られる発表の時がまた楽しい。
「○○君は美しさには大胆だね」。先生の言葉にみんながどっと笑う。
先生は生徒一人一人の小さな輝きを見つけだすのが上手でした。そしてクラスのみんなで分かち合うことを忘れませんでした。ハニカミながらも自分の思わぬ輝きを誇らしく感じ、私たちはたくさん詩を書きました。
雪、雨、父、母、親友、夏休み、運動会、桜、星、月、たくさん、たくさん書きました。先生の愛情は心を自由にしてくれました。
心は常に感じていて、動いていて、蓄積もする。思いは自由で時に手におえない所に行ってしまい途方にくれることがある。そんなとき言葉と仲良くなれば、それは、詩になるのかな。
雪 雪 雪
先生 わたし今 悠起を演っています
雪 雪 雪
雪が積もっています
花形先生
お元気ですか?
雪の日は殊更逢いたいです
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ありもり・なりみ
横浜市出身。雑誌モデルを経て女優へ。映画「キネマの天地」、ドラマ「東京ラブストーリー」など多くの出演作がある。森光子の名舞台『放浪記』にも出演中(3月30日まで東京・シアタークリエほか地方公演あり)。
■女優・有森也実のしっぽの話
(5)「こだわり」はさりげなく
(4)知らぬ間にウエート法
(3)「あんな気持ち」って?
(2)玄米食で身体スッキリ
(1)新聞を読む男は色っぽい



