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飯にも酒にもよろしい、野沢菜の古漬け炒め
■魚柄仁之助・世は満腹じゃ
さぶいっ、信州はほんなごつ、さぶういっ。そのさぶうい信州で古漬けとなっちまった野沢菜を山のごといただいたのだ。信州の方々は11月に漬けた野沢菜を12~2月で食べ終え、2~3月になると黄色くなっちまった野沢菜を「すてちゃう」んだそーだ。あ、あ、もったいない。
ビンボー性のおいさんは、ちょいと酸味の出た黄色い野沢菜漬けをもらって帰ったとですよ。そりゃまあ、緑あざやかな野沢菜漬けは旨いですよ。ですがあ、ちょいとすっぱくなった古漬けも、これまたウマイのだ。水洗いしてみじん切りにする。こいつをゴマ油、唐辛子でじっくり炒めるのぢゃ。
おいさんの生まれた九州では高菜の古漬けをこうして食べておった。九州ラーメンの店にはゴマ油炒め高菜が常備されておったもんぢゃ。高菜と野沢菜は元をただせば同じような野菜ですから、野沢菜の古漬けとて、ゴマ油炒めに向かないハズはない。唐辛子たっぷりで炒めた野沢菜の古漬けは、飯にも酒にもよろしい。
で、今回は信州きっての銘酒「明鏡止水 純米吟醸」(大澤酒造 電話0267 ・53 ・3100)をぐびぐびやるのです。2~3月に信州に行くと、野沢菜の古漬けが山のようにあるのです。
ゴマ油と唐辛子でしっかり炒めておけば保存性も高まり、いいおそうざいになるんですな。この炒めたやつをたっぷり入れたお好み焼きってのも、これまたウマイのだ。と、明鏡止水でへべれけになったおいさんは、とどめに野沢菜チャーハンをかっこんだんでした。
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