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経営学博士・西山昭彦「年収2000万円に学ぶ時間術」
私たちの生活の目的は、自分にとって幸せな時間をふやし、不幸せな時間を減らすことだ。先ごろプレジデント誌と一緒に、年収2000万円の人に時間に関するアンケート調査をしたので、その結果から時間のすごし方をみてみよう。
幸せな時間とは、たとえば自分が没頭して楽しめる時間。飲み会、ギャンブル、スポーツをしているときは忘我で、オフタイムはあっという間に時間が過ぎる。でも、年収2000万円を得る活躍をしている人は、オンでもこの時間が多い。仕事でも自己実現でき、自分にとって効用が高ければいいわけだ。
どうやったら、仕事をそういう意味ある時間にすることができるのか。
まずは、好きな仕事に就くこと。職場で自分が提案した案が採用され実行されるような創造的、主体的な仕事は、よりやりがいを感じやすいはずだ。今の仕事が嫌いで、言われたことだけやっているのでは、効用も低いはずだ。仕事に自己実現度が高ければ、休日に仕事しても充実していて、苦にならない。
実際、年収2000万円の人はそういう答えが多い。しかも、年収600万円の人と比べると、平日も休日も、読書もスポーツも、より多くしている。オンとオフのバランスがよく、どちらも充実しているのだ。
それでも、効用が低い時間は発生する。形式が決められ機械的にやる仕事などがそうだ。そんな時間は、効率性を高め、圧縮することが課題だ。それには、過去成功したやり方を応用したり、できる人のまねをする。それをくりかえしていくサイクル確立が大事だ。
仕事の中でいい時間を増やし、悪い時間は圧縮する―これが人生のキーだ。
■経営学博士・西山昭彦
「大切なのは捨てる、切り取る」 「書店の本棚は市場そのもの」 「人生で欠かせないのは個計管理」 「40代が直面する最大の問題」 「ビジネスマンの鞄」 「自分専用の机を持とう」 「異文化体験で発想を刺激」 「人脈は年賀状で」 「同時に出来ることを考える」 「新入社員を長持ちさせる5カ条」

