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友川カズキ「競輪三昧(ざんまい)」第18回
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展開をあれこれアタマの中で転がし、消去法でそのうちのいくつかに絞り込んでゆく過程で、本命ならサラッと「これは他人の車券」とパスできるのだが、ことそれが穴の匂いがプンプンする場合、私はもう居ても立ってもいられなくなる。
今夜の小倉競輪S級シリーズ決勝が、まさしくそれである。
南関4人 VS 2矢口、5戸辺の関東 VS 地元地区の3合志、6三木。それに大混戦の時だけまくって2着なり3着に届いてきそうな単騎の8上田、という組み合わせである。
南関の前を7武井が走るということで、ほぼ矢口の先行一車である。よって「先行一車は黙って買え」、で矢口が本命になるだろうから、私みたいな穴狙いに競輪は堪えられないのである。
初日、3番手からあっさり1石毛にまくられたのは仕方ないにしても、準決、マイペースで逃げてのゴール前、ここのところ1着のない戸辺に差されたところなど、私には絶好調には見えない。
加えてFⅠでずっと勝てなかった時の矢口の走りが、アタマの中にこびりついているのである。
合志は復活途上のうえ、2日目は石毛に世話になっているぶんここは見送り、アタマは武井から矢口、4冨田、合志、3着にはオッズ的に上田と9渡辺は必要である。
あとは、イン粘りと見せかけて武井が石毛を連れてかました時のスンナリ車券、石毛、冨田からの3連単。3着は矢口、合志、渡辺、上田である。 (歌手・画家、友川カズキ)
