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1分でチェック! 「過敏性腸症候群」
“消化管の心身症”といわれるこの病気。胃腸を検査しても異常は見当たらない。なのに、通勤電車や会議の途中に、急に腹痛が起きたり、トイレに行きたくなる。そんな症状をしょっちゅう繰り返すのが特徴だ。
人の臓器は自律神経によってコントロールされているが、腸は胃と同様に非常に“心理的”ストレスの影響を受けやすい。仕事のプレッシャーなどで自律神経が乱れると、腸の運動が異常をきたし、腹部の不定愁訴を引き起こすと考えられている。
症状は排便でやわらぐが、そのタイプは男性に多い下痢型、女性に多い便秘型、下痢と便秘の交代型の3つに大別される。内向的、気弱、まじめで几帳面な人がなりやすいといわれるが、職場でストレスにさらされる機会の多い30―40代のサラリーマンに近年急増。程度の差はあれ、成人の10人に1人は該当するという。
治療は軽症であれば、規則正しい食事、便秘型には高繊維食、十分な睡眠、適度な運動などの生活改善。効果がなければ、薬物療法や心理療法が行われる。また外見は本物の薬に見えるが、効く成分の入っていない偽薬(プラセボ)でもよく効くことがある。受診窓口は、消化器内科、胃腸科、心療内科などだ。
命に危険を及ぼす病気ではないが、腹部の異常は大腸がんなどの病気も潜む。必ず受診しよう。
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★「過敏性腸症候群」チェックリスト
(1)よく下痢や便秘に悩まされる
(2)突然、便意や腹痛がよく起こる
(3)1日に5回以上トイレに行きたくなる
(4)ストレスを感じるとお腹の調子が悪い
(5)排便後、残便感がある
(6)夜中にはお腹の症状はない
(7)体重の減少や血便はない
(8)几帳面、まじめな性格と言われる
(9)排便をすればお腹の症状はやわらぐ
「(1)―(5)の症状2つ以上に、(6)―(9)が2つ以上伴うようなら可能性が高い」
(はとりクリニック・羽鳥裕院長)
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