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世界初「笑い測定機」が福招く

笑い測定機 関西が元気だ。京都大学の研究グループによる万能細胞・iPS細胞の大発見に続けとばかり、笑いの本場・大阪からトンデモ発明が飛び出した。その名も「笑い測定機」だ。関西大学(吹田市)の研究チームがこのほど試作機を完成させた。

■横隔膜の動きで測定
 「笑いを数値化し、独自の単位で示すことが可能になったおそらく世界初の方法だ」と胸を張るのはプロジェクトリーダーの木村洋二・同大社会学部教授。

 それにしても、笑いをどうやって測るのか。
 木村教授によれば、ヒトが笑う際の横隔膜の振動を筋電位の変化としてとらえ分析、笑いの量や質の識別を行うという。

 今回の試作機は計測、解析、表示の3つのユニットからなる。笑いの度合いは独自の「アッハ(aH)」という単位で示す。「アッハッハ」と笑う標準的な1分節を「1アッハ」とする。笑いの種類により、横隔膜の振動が異なることから、「大笑い」、「吹き出し笑い」「愛想笑い」など笑いを8つに分類することも可能だ。

■笑いで健康診断も
笑い測定機 「脳科学と結びつくことで脳のどこが活性化しているかといったことがわかるはず。笑いをきちんとした科学として検討する段階に入った」(木村教授)

 笑いには難病や精神症状の改善といった医学的効果が知られるが、その中枢についてはまだよくわかっていない。たとえば、1日あたりの笑いの総量と、人体の免疫系やストレス状態、性格の特性分析など応用範囲は広い。将来は測定機を携帯サイズにしたい考えだ。

 「古の日本人は、笑いが神の化身であるとさえ考えていた。笑いはいわばこころと体の結び目であり、他人にも伝染する現象でもある。ふだんから体に測定機をつけてると、ポーカーフェースも形無しだが、今後は、小型化によって健康診断、日常的にモニターし、人々のストレス管理にも役立てたい」と抱負を語る木村教授。「笑いがヒトの進化を解き明かすカギ」との信念のもと、ほかにも笑いタケによる「笑う特効薬」の開発や、笑いの素を集めた「笑い爆弾」、「笑うロボット」(笑い版アイボ?)など爆笑アイデアも秘めており今後が楽しみだ。

投稿日: 2008年03月03日

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